あらすじ
伴省吾は、福岡市内のイタリアンレストラン「サンマルツァーノ」でアルバイトしつつ調理免許もとって、将来は恋人・恵理と店を持つことを漠然と夢見る大学3年生。ある日、店のオーナーから、彼の弟分がオーナーシェフを務める東京・六本木の店へのヘルプを勧められる。だが、その調理場のペースに全くついていけず、皿洗いに回されてしまい…
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あのドラマの
私にとってはドラマが先で、原作は今初めて読んでいます。厨房の壮絶さはまるで戦争ですね。ドラマは「大変そう」だったけれど、ここまでの表現はできませんね。やはり原作に勝るものはありません。忙しさに加えてストレスやマウントの取り合い、嫉妬がある。恐れをなして逃げていく新人の中で伴が一つ一つ乗り越えていく様は胸に迫ります。が、今は労基から注意が来そうですが。
魚豊のベスト漫画
「チ。」の魚豊さんがベスト漫画の一つに挙げていたので再読しました。
料理人の勢いや、食べてもらうことの喜び、それから店内での争い(競争)など、いろいろ描いています。
なにより、この熱さが心に残ります。
ブラック
仕事場に大学生が入って来て、何もわからないことをみんな知っているのに教えない上、役立たずと嬲り暴力まで振るう。よくあるブラック企業じゃないか。最近は減ってきたみたいだけど。自分も似たような環境で働いていて、当時は辛かったけどすぐに辞めず何年か働いたおかげで確かにスキルは身についたと思う。だからこのやり方が完全に悪いとは言えない。この漫画は40年後くらいに読むといい日本文化の歴史の教科書になりそう。
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力をもった画、目立たないけど計算された構図・アングル。
なによりも「仕事」ということに関しての言葉が重い。
当たり前のこともこうして言われると説得力がズシリと違う。
まだ第6巻くらいまでしか読んでないけど、ぜひ通して読んでほしいです。
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表紙にイタリアン料理が載ってるので料理漫画、と思いきやレストラン漫画。主人公の大学生シェフの頑張りも充分凄いと思うが、イタリアンレストラン厨房のスピード感と迫力が魅力的な漫画です。
今の所負けっぱなしな主人公だけど、これから挽回するだろう的な期待感で続きが気になる1冊。
熱い漫画
他のレビュー読むとパワハラやブラック労働などコメントしてるけど、自分はリアル感があって良いと思った。ただおもいっきり殴るとかは漫画だからなぁと感じてしまった。
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頭の固い田舎者が料理に魅せられ成長する物語。
『岳』の作者である石塚真一の作風が好きでないのなら、同じくこの作品も好きに離れないかもしれない。報われる努力、報われない努力、幸運、不運、理不尽、様々なものが混在する人生だから面白い、そう思える人には最適な努力の原動になりうる作品だろう
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『恋とイタリアン』
ある漫画を読んでいて、「ディナーのような恋」というフレーズが浮かびました。突然ですが。
抗えないほどの美味あふれる料理を2人で夢中で食べて、
ふと気付くとテーブルには空になった皿。
口には素晴らしかった料理の余韻がたなびき、とても満ち足りた気分。
満ち足りた気分と、空になった皿。
この2つは分つことの出来ない組み合わせなのですね。
空になった皿が下げられ、新しい料理が並ぶことで、また至福のディナーは続いていく。
でも、次の素晴らしい皿がテーブルに置かれなくなったときに、
恋というものは終わるのだろうなと思ったのです。
恋の基本である「会いたい、触れたい、キスしたい」は
2人で供するディナーに似ているな、とその漫画を読んで思いました。
まあ、その漫画とは『バンビーノ!』なので、恋とは全く関係ないのですが...。
ドラマになってしまったので、軽く見られがちですが、熱血青春料理漫画としては最高ですよ!
美味しいイタリアンがとっても食べたくなります。
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ドラマ化されてたのは結構どうでも良くてスルーしてたけど、網棚で拾った今週のスピリッツで1話読んでみて興味を持ったから一気読み。つっても年上の女と不倫って燃えるぜ、って思ったからなんだけど。
主人公が天狗の鼻へし折られたりってスゲエありがちな展開だけど、細かいところまで良く取材できてるしポイントポイントで引き込まれる描写があって結構面白いね。
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この作品は、学生が社会に出た時に経験する価値観の変化を切り取っている。今までの価値観が通用しない社会に打ちのめされ、そこから一人前になっていくという話だ。料理漫画ではなく、料理店を舞台にした成長記といったほうが正しいかもしれない。料理の持つ魅力も描かれていはいるが、それがメインではない
絵柄に勢いがあり熱く、緊張感の溢れるテンションで物語は進む。少々やりすぎの感もあるが、序盤なのでこれくらい強めにしておいたほうが良いのかもしれない。この緊張感が途切れないことを期待
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一言で言えば「熱血漫画」
好きな人にはたまらないけど、拒否反応を示す人にはとことん嫌われる感じ。
個人的には若い人に読んでもらいたい。多分共感されないけど。
時代の違いを感じる…
おもしろく読めたんですけど、イタリアンで熱血青年漫画…。
12年前の作品なので、暑苦しい描写にちょっと古さを感じます。
厨房で大きな声を出すのは、
Youtubeでよく見ている本場イタリアのシェフに似ているけど、
日本人しかいないのになんか変なの、と思ってしまいました。
お料理漫画というよりは主人公の成長を描いている作品なので、
特に魅かれるような料理はなかったです。
部活の鍛えるという名のいじめのようで読んでて辛い。自分だったらすぐ音を上げるだろう。
負けない省吾の料理人としての情熱とプライドを感じた。
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ネカフェで読みきりました。
イタリア料理の修業をしており、尊敬する師匠の下で働いていて、料理の腕も自信満々だったが、師匠からの推薦で東京のイタリア料理の店で働くことになったが、そこで大変な目に・・・
って感じの話です。
レビューは最終巻の15で。
Posted by ブクログ
福岡の大学生で料理人になった主人公、伴が
東京六本木にあるイタリアンに修行に。
主人公のあまりの主人公っぽさに辟易するけど
しょうがないか!
料理が全然おいしそうに見えないスポーツの汗臭さを
感じるよ!!
Posted by ブクログ
松本氏がドラマをやる!!と聞いてからコツコツと集めたこの作品。
バンビーノ(赤ん坊)と呼ばれた彼。
プライドがどう変わっていくかと、博多弁が読みどころの漫画。
15巻で完結されていたり。
松潤が演じたドラマのその後の 伴 省吾 がみれちゃうかも!?
料理の漫画ではなくて、料理人を目指す男性の根性マンガ。
昭和の時代を感じさせる夢のために頑張る、睡眠時間も惜しんで勉強することが美徳とされた時代の作品を感じます。
当時は面白いと思って読んでいましたが、今読むと
負けるな 諦めるな 頑張れ 努力は必ず報われるみたいな「24時間働けますか?」を思い出させる。
後輩に暴力をふるう料理人の作った料理は食べれませんね。
そんな描写が多いので☆2です。
重い、重すぎる
人間ドラマを交えた料理漫画だけど、ここまで過酷に描写する必要ある?
と疑問に感じるシーンが多すぎて、如何せん重い、というか重すぎる。
重すぎるとテーマがぼやけ、作者が読者に伝えたい内容も、
話を追うごとに伝わらなくなってしまう気がする。
あと、料理人にあこがれて本作を読む人もいるだろうから、
変な先入観を植え付けてしまっている印象も否めないし、
そのケアがほとんどない印象。
まー、無料で読めてよかった、買わずに済みました。