あらすじ
「想像より早く来たな…」そう呟いて、心也はバスを降りた。
「繋がらない?」
「心也さん…電波の入らないところにいるんですかね?何度かけても留守電で…」
「もうすぐリハ始まるのに…」
「すみませーん なんか楽器屋さんが心也さんに頼まれたとかでスティングレイ持って来てくれたんですけど…」
「つか心也本人は?」
「アキ?」
「心也からメールが来たんだけど…これってどういう意味だと思う?」
“悪いんだけど、僕のベースは使わないで。その代わり、プレゼントを贈るから”
「…心也、東京へ帰ったのかもしれない…」
「ライブ開演まであと2時間切りました!どうしますか? 中止しますか?」
感情タグBEST3
ターニングポイントですね!
アキがとうとう表舞台に立ちます!
こういう状況じゃなきゃ確かに出ないわな、あの人・・・
でも心也がちょっと不憫ではありますね。
みんな本音をぶつけないと!
Posted by ブクログ
徳島でのライブの直前に、心也が突然いなくなって、ついにアキが表舞台に立つ、という話。久しぶりに読んだので思い出すのに手間取ったけど、これまでのカノ嘘で一番勢いがあって読み応えのある巻であることは間違いない。それにしても、心也は本当に可哀想な人だね…。
Posted by ブクログ
恋愛ものとしてはキュンキュンが全然無いマンガだけど
バンドものとして、音楽プロデュースものとか
業界ものとして面白いんですよね〜このマンガ。
今の芸能界とか音楽業界の裏側が
ちょっと感じられるような
あ、これあのバンドをモデルにしたエピソードかな?とか
思うのが楽しいです。
けっこうリアルに感じる。
Posted by ブクログ
どんどん面白くなる。心也がいなくなる。代わりにアキが出演することに。リコもう少し心也の事心配して欲しかったなー。どんなにアキのベースが聞きたかったとしても。心也もアキも、クリプレが好きで、好きだから去るんだなーとわかるから心苦しい。アキがライブ始まる前にファンのみんなの前で話すMCがすごくグッときた。なんでこんなにグッとくる言葉を並べられるんだろう。作者さんすごい。
Posted by ブクログ
前巻に引き続きスピーディな流れであっという間に読みきった。
アキより心也派になってしまうよね。
心也が不憫でならぬ。
いい風にまとまってくれる事を祈りつつ続きが気になる。。
これでアキが優先されるようならエーっと言う感じ。
理子がアキアキ言ってるのもなんだかなぁ。
Posted by ブクログ
この作品は少女マンガ恋愛モノと思わせておいて、実は二人の男性のライバルモノ。才能のある人たちのせめぎあい、ホンモノのプロフェッショナルのお仕事マンガ。
青木琴美の絵は幼くて、クリュプレメンバーがどうしても20代半ばに見えないところがいまひとつ残念なのだけど、そこを補って余りあるストーリーテリング!今巻は特にシビレた。
Posted by ブクログ
この17巻の為に今まで16巻も積み重ねてきたかと思うと、すごいの一言。
音楽を愛するからこそ音楽の為に身を引く2人の男。どっちも見てて痛々しい…。心也はどうなってしまうのか。