【感想・ネタバレ】帝都物語 第参番のレビュー

あらすじ

“平将門の霊”との闘いに敗れ、加藤保憲は満州へと去った。だが、加藤の数々の秘術により、帝都の風水は脆弱し、内外から新たな魔人たちの胎動を促すことに……。一人は思想家・北一輝。血気に逸る青年将校らを背後から巧みに操り、特異な霊力で“昭和維新”を断行せんとしていた。そして、海外からは世界制覇を狙うメソニック協会の怪人・トマーゾ。“世界の眼”という究極の力を有し、混迷を極める帝都に恐るべき破壊工作を仕掛けてゆく――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この巻は軍国時代を描いた「魔王篇」と「戦争(ウオーズ)篇」でした。

なんだか話が時代の概要とともにどんどん進んで行くから、登場人物の誰にも共感できないです。

府中の大國魂神社の近くに日本を霊的に保護するための鉄塔が作られて、霊能力者たちが全国一斉に加持祈祷を行ったことから戦時中にアメリカ大統領が亡くなったとか、とにかく霊的パワーはあなどれないってことが描かれていました。

面白くないわけではないんだけど、のめりこめないんだよな…。
大味過ぎて心の琴線に触れるものではない感じ。

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2018年04月01日

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