あらすじ
2012年、新宿。
夜の街でキャバクラ嬢として働く山田さんは、
何をやっても”ちょっと足りない“新人・みいちゃんと出会う。
ヤル気と元気はあるものの、漢字も空気も読めないみいちゃんは、
周りから馬鹿にされ「可哀想」のレッテルを貼られてしまう。
それでも、健気に働くみいちゃんの姿に、山田さんは徐々に心を惹かれていき―――。
不器用で愛くるしい女の子たちを巡る、夜の世界の12か月。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
境界知能の女の子との、彼女が亡くなってしまうまでのお話?
最初おバカすぎてイライラするけど、それは本人のせいではなく、生まれつきの「個性」と大人たちのせいだと理解できると、とても切なくなる。
ただただせつない
物語はテンポよくなおかつ丁寧に描かれていて素晴らしい作品名。ただ、山田さんとみいちゃんの関係、みいちゃんの末路にただただ切なさを覚えます。今後犯人がわかると思うと楽しみです。
匿名
よかった
友達に勧められて読みました。
どうしてみいちゃんが亡くなったのか気になる。
みいちゃんみたいな人が身近にいるとみんなみたいな反応になるのもわかる。山田さんの優しさ尊敬します。
人生の選択が
話題になっていたので購入しました。
可愛らしい表紙に反して、内容がかなり重い作品です。みいちゃんの周囲も含めて、愛する人、頼るべき手等、人生の選択をほぼ間違えている感じがします。冒頭が冒頭なので、ハッピーエンドは望めませんが、みいちゃんが山田さんと出会って残りの人生をどう生きていくのか…とても気になります。
Posted by ブクログ
この作品は書籍化する前からTwitterで拝見していた。ウシジマくんとならびに読んでおいた方がいい作品だと思う。
障がい者は女が楽だとか男が楽だとかそういう話ではない。適切な場所で適切な対応を受ければいいだけの話。ただそのセーフティーネットを自ら(もしくは身内)が拒否している場合もある。
何が正しいのか、世の中わからない。ただ皆平等に幸せになれたらいい、そう思う作品だった。
Xから
Xで連載していたものを再連載したものですが、内容は多少変わってたりしますね。
エピソード増やしたり、絵の書き込みが多くなってたり、ちょっとキャラ変してたり。
みいちゃん、知的障害だろうけど子供とは違うから犯罪平気でやったり、強情で人の意見聞かなかったりで、福祉の世話になっても結局同じ道辿ってたかもしれない。