あらすじ
大ヒット!話題沸騰の新文芸誌、第4号!
〇特集「食」
【小説】
宮島未奈 尾崎世界観 山内マリコ 市川沙央 梨 麻布競馬場 山口未桜 前川知大 小田雅久仁 佐久間由衣 芦沢央 上條一輝 真下みこと 方丈貴恵 青柳碧人 中西智佐乃 三木三奈 村雲菜月
【エッセイ】
角田光代 酒徒 吉川トリコ
【わたしの偏食 エッセイ】
伊藤亜和 井上咲楽 けんた食堂 ジェーン・スー 絶対に終電を逃さない女 生湯葉シホ 福徳秀介 穂村弘 吉田恵里香 ヨシダナギ
【食日記】
でか美ちゃん
【対談】
山極壽一×平野紗季子
藤原辰史×小林エリカ
【自炊レッスン】
山口祐加×ダ・ヴィンチ・恐山
【私のGOAT本】
宇多丸 宮部みゆき 山崎怜奈 米澤穂信
【文学賞】
第1回GO-mono長編文学賞 受賞作発表
選考委員長:加藤シゲアキ
【連載】
藤ヶ谷太輔
【ゴートアム短歌賞】
俵万智×岸田繁
【出せなかった手紙】
荒井良二
【ゴートくんがゆく!】
印刷博物館編 インタビュー:京極夏彦館長
【特集】『ファイア・ドーム』(辻村深月)
他豪華企画多数!
(底本 2026年6月発売作品)
※底本綴じ込み付録の「ゴートくんのおべんとうしおり」は、電子書籍には含まれておりません。あらかじめご了承ください。
※本電子書籍に掲載されている二次元バーコードは、端末の機種やアプリの仕様によっては読み取れない場合があります。その際はURLからアクセスしてください。
※この作品はカラーが含まれます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
毎号楽しみにしている、GOAT第4巻!
まだ全部読み終わっていないけど、特に好きな作品をピックアップして感想を残していきます。
1、宮島未奈『ようこ蘇!平安部』
一番最初に載っている小説が、宮島未奈さんの「ようこ蘇!平安部」(それいけ!平安部のスピンオフ作品)でテンションが上がりました。
それいけ!平安部は、主人公が1年生でしたが、今回は学年が1つ上がり、新入生が入ってきます。平安の食べ物、蘇(牛乳を煮詰めたチーズみたいなもの)を作ったり、この平安部の話はいくらでも続編が読みたい。
2、対談 山極壽一×平野紗季子『争わない食べ方をゴリラに学ぶ』
ホッブズの「万人の万人に対する闘争」(人間は結局、自然状態を受け入れると闘争が始まってしまう。だから統治する人間が必要)は、統治者が統治するための嘘っていうのが結構衝撃だった。
Posted by ブクログ
「食」というテーマと、510円と言う安さに惹かれて購入したが、物凄い満足度だった。
様々な作家による「食」をテーマにした小説は、読み応えも十分でありながら、一作の長さがちょうど良く、サクサク読み進められる。
(今回特に印象に残ったのは、
前川知大「ゆんちゃん、お弁当」、
尾崎世界観「流血酒場ABOAB」、
小田雅久仁「GULA」、
青柳碧人「猫が大腸に棲みついた日」)
それ以外にも山口祐加×ダ・ヴィンチ・恐山による自炊レッスン、偏食にまつわるエッセイ、チベット文学研究者による腐れチーズの旅など…
文芸誌に収まらない、ライト層の好奇心も満たしてくれる、今この時代に新たなる文芸誌が誕生した事に感謝したくなる一冊だった。
デザイン性も高く、他の号も是非読んでみたくなった。
Posted by ブクログ
食をテーマにした小説やエッセーを収録している。創刊号から拝読しているが、今号は最初から最後までテンポよく読み進められた。小説とエッセーやコラムの並びが工夫されていて、なんというかリズムに乗りながら最後まで堪能した感じです。小説の長さが若干短くなっていて、それが奏功しているのかもしれません。どの小説もコラムも楽しくて、全体で食を堪能しました。印象に残ったのは「GULA」(小田雅久仁)で、他の作品とは異なり少し恐怖を感じるファンタジックな小説でした。
Posted by ブクログ
小説はもちろん面白かったけど、今回はいろいろな人の食エッセイが読み応え抜群だったな〜
その人によって食の文化って違うから、身近な人でもテレビの向こうの人でもそれを知られるのって楽しい。
Posted by ブクログ
今回の特集は「食」。
羊は安らかに草を食むのでしょうが、
表紙のゴートくんは、安らかにオニギリを食んでいます。ウマウマじゃなくてヤギヤギ。。焼きオニギリじゃなくて、ヤギおにぎりです♡
何より嬉しかったのは、平安部の面々に再会できたこと♡
栞ちゃんたち、2年生になりました♪
2巻が待たれます、平安部!
よろしくお願いします。
ゴートくんのしおりまで付いて、
今号も嬉しい510円!
このご時世に、本当に有難いことです。
きょうのお昼は、オニギリにします♡
[紹介文]
57万部突破!話題沸騰の新文芸誌、第4号
〇特集「食」
【小説】
宮島未奈 尾崎世界観 山内マリコ 市川沙央 梨 麻布競馬場 山口未桜 前川知大 小田雅久仁 佐久間由衣 芦沢央 上條一輝 真下みこと 方丈貴恵 青柳碧人 中西智佐乃 三木三奈 村雲菜月
【エッセイ】
角田光代 酒徒 吉川トリコ
【わたしの偏食 エッセイ】
伊藤亜和 井上咲楽 けんた食堂 ジェーン・スー 絶対に終電を逃さない女 生湯葉シホ 福徳秀介 穂村弘 吉田恵里香 ヨシダナギ
【食日記】
でか美ちゃん
【対談】
山極壽一×平野紗季子
藤原辰史×小林エリカ
【自炊レッスン】
山口祐加×ダ・ヴィンチ・恐山
【私のGOAT本】
宇多丸 宮部みゆき 山崎怜奈 米澤穂信
【文学賞】
第1回GO-mono長編文学賞 受賞作発表
選考委員長:加藤シゲアキ
【連載】
藤ヶ谷太輔
【ゴートアム短歌賞】
俵万智×岸田繁
【出せなかった手紙】
荒井良二
【ゴートくんがゆく!】
印刷博物館編 インタビュー:京極夏彦館長
【特集】『ファイア・ドーム』(辻村深月)
他豪華企画多数!
【編集担当からのおすすめ情報】
テーマの「食」にちなみ、にんじんを使った紙やお茶を使った紙を採用しています。ふろくに、切り抜いて使えるゴートくんのおべんとうしおりも!
Posted by ブクログ
これで510円は破格!ヤギのイラストが可愛くて初めて文芸誌に興味を持ちました。紙質もよく、こだわって作られているのが分かります。知らない作家さんに触れて、本の世界が広がりそうです。
Posted by ブクログ
安定の低価格でも装丁の素材にびっくり。
まだ数作しか読んでないけど、ファイア・ドーム の冒頭が読めたのでさらにお得。
個人的に食といったら千早茜さんが頭の中に出て来るが今回は入ってなく残念。
でもしばらくGOATで読書が楽しめそう
Posted by ブクログ
このボリュームでこの値段は安すぎる!!
チャーハン偏愛おもしろかった!
一番最初に気になって読んで、執筆者を知って驚き!
ちょっと人と違う感性を持ってる人って、なんだか惹かれるんだよな〜。
俵万智さんとコラボのページも良かった。
サラダ記念日を読んでいるかのようだった。
活版印刷を発明した当初のグーテンベルクは、
ワクワクしたに違いない!
書物を身近な存在にしてくれてありがとう!と伝えたい。
Posted by ブクログ
前号より小説が特集のテーマに沿ったものが多い印象。エッセイでは角田光代のたこ焼き修行が面白かった。あとは腐れチーズ探しの旅とかチャーハンを箸で食べる話とか。
小説は途中で読むのやめたやつはなかったけどめちゃくちゃ面白い!ってなったやつは少なかったかも。前号のレンジが40〜100点とするなら今号のレンジは60〜90点ぐらい。
◎=めちゃくちゃ面白かった。長編も読みたい
◯=面白かった
△=頑張って読み切ったけど合わなかった/面白くなかった
以下ネタバレあり
△宮島未奈/ようこ蘇!平安部
成瀬はあまり好きになれなかったから挫折するかと思ったけどなんとか読み切れた。もとの作品読んでないとキャラの相関関係がちょっと分かりにくいかも。どう終わらせるんだろうと思って読んでたけどオチがない!やっぱりこの人の作品は合わないかも…。
◎市川沙央/霞を食べる
書き出しから引き込まれた。
ちょっとしたきっかけで引きこもりになった妹に頼まれ、仙人に霞の食べ方を教わりに行く話。なんだこのあらすじは…。
最後はまさかの展開で俺が読みたかったのはこういうのだよ!と机をドンドンしてしまうレベル。
「クソみたいなアウトプットって、つまりクソじゃん。」にワロタ。
◯麻布競馬場/お魚焼けたよ
友達の結婚式からの小さな幸せが毎日あふれてる序盤から急展開。
スペックでしかパートナーを測れない男女が結婚して都合の悪いところは魚の小骨のように多少痛くても飲み込んで受け入れるところが苦味があってよい。
◯前川知大/「ゆんちゃん、お弁当」
3年前に死んだ祖母がお弁当を届けにくる話。お弁当を受け取ったら帰っていくお祖母ちゃんがかわいい。でも受け取るまで消えないところもどんな仕事も淡々とこなすプロフェッショナルに見えてしまう。どこにいても持ってくるしお弁当は実際に食べられるし劣化しないしおいしいという謎設定。ホラーでもハートウォーミングでもない不思議な塩梅で独特な読後感があった。
△尾崎世界観/流血酒場ABOAB
怪我をしたレスラーが働く酒場。
設定は面白かったけど個人的にはえ、これで終わり?というところで終わってしまったからいまいちかな。あんまり文章が頭に入ってこなかったから波長が合わないのかも。
◯小田雅久仁/GULA
何でも食べるAIの話。
ムカつく上司を食わせてみたら世界からいなくなってて代わりの人になっていた。でもムカつく上司の記憶も新しい上司の記憶もある。人を消してしまったという罪悪感とそうしないと襲ってくる空腹感の間で苛まれる描写が良かった。
死刑囚に目をつけたのも良かったね。デスノートのLみたいだ…。でもオチはまあそれしかないよねみたい終わり方だった。予想外のオチなら◎だった。
名前の読み方調べたら『禍』の人だった…。なるほどね…。
◯佐久間由衣/かた焼きそばを捨てる時
かた焼きそばにまつわる思い出を抱えながらゴミ捨て場のゴミを観察する主婦の話。短いながらも起承転結がはっきりあって(当たり前)タイトルの回収も見事。スキンヘッド先輩に会いたくなる…。
◯山口未桜/弁当狂騒曲
相変わらず警察コンビは役立たずなのが新鮮。でも書いてる人が医者だからリリカが主人公なのねと納得。金払わない限り診察しないとかブラックジャックみたいだな。でもなんだかんだでいい人ではあるけど医療はあって当たり前のものじゃないというドライな考え方は医者っぽいかも。ミステリ風味ではあるけど誰も死なないのが良かった。
◯芦沢央/ハザードランプ
割と平和な話だなと思って読んでたら最後の方で芦沢央全開の展開になってニッコリ。終わりに向かうにつれ、謎が解き明かされるミステリ的な楽しみ方ができた。
◎上條一輝/ゴースト・イン・チェーン
牛丼チェーン店に出てくる幽霊騒ぎに対処する広報部社員の話。食とホラーがうまい具合に融合されてて引き込む力が強かった。最後はどんでん返しがきて熱かった。ほかの人がどうなったのか分からないのもホラーっぽくてよい。
◎真下みこと/私のヒーロー
なんやかんやあって教室にいけなくなった女の子の話。
クラスで先生がいじめられて泣いているのになにもできないあやか。加害もしてないけ度助けてもないから同罪なのかなまたいな葛藤が良かった。
クラスの奴らにごちゃごちゃ言われてもだから何?と言い返せる強さがうらやましい。
◯方丈貴恵/パフェ・イン・パラレル
ミステリ大好き座敷童が事件を解決する話。自分の心が耐えられないからすべてをぶち壊してしまうことってあるよなあと思いながら読んだ。森と岩城の気持ちがどっちも分かるからなんかいい方法なかったのかなと考えてしまった。津々木は癒やし。
△青柳碧人/猫が大腸に棲みついた日
猫が大腸に?スゴイ設定だなと引き込まれかけた。パラレルワールドから謎のヤギ男が登場し、児童誘拐を解決するというとんでも話だった。食事のシーンはあったしオチにも絡んでいたけどあんまり食がテーマになっているように思えなかったし、結局何が言いたいのか分からなかった。
◎中西智佐乃/食い扶持
女性ならではの結婚、妊娠に対する友人への嫉妬の心理描写が鮮やか。年を取るにつれて変わっていく友人関係の解像度も高くてコレコレコレとなってしまった。やっぱり人間のドロドロした感情を読むのは最高。
△三木三奈/熊手
場面の転換が急で分かりにくい。
ゆえに読みにくい。短編小説でこの転換は必要があったのか?と思ってしまった。最後どうするつもりなのかだけ知りたくて読んだけど途中でやめててもおかしくなかった。
◯山内マリコ/お茶屋の娘
跡継ぎの婿がなかなか見つからない話かと思ったら想像の斜め上を行く展開で現代を感じた。これだね他の冊子になっているのは茶殻を使った紙だからだとかなんとか。嗅いでみるとうっすらお茶の匂いがする…。これは電子書籍じゃ再現できんなあ…。
◎村雲菜月/おいしい洗礼
まさに食がテーマの小説。自分の母親の料理が下手だからと友達の家でご飯を食べる話。自分の家と他人の家を比べて文句を言ってしまう子どもの時あるあるが残酷に迫ってくる。そして本音を言ってしまってもう後には引けない感じの描写とかが見事。
Posted by ブクログ
表紙の色や手触りが好み。興味のあるテーマなので、だいたい全て読み切った。文字色が薄くて読みにくい作品は未読・・・もう少し読みやすい色合いにして欲しい。
Posted by ブクログ
定期購読を始めた小学館の文芸誌『GOAT』も、今回で第4号になるのだそう。今号のテーマは「食」。
まずは知っている作家さんから読み始める。それから知らない人だけれど、タイトルや冒頭の書き出しが気になった作品にも目を向けてみる。そんな小説やエッセイを読んでいくうちに、いろいろな食材や料理が次々と登場してお腹も空いてきた。
カラフルな色のページは、食材を使った紙を採用しているんだとか。付録にはゴート君のほか、おにぎり、卵焼き、お箸などの切り抜きの栞があるのも楽しい。
巻末には辻村深月さんの新刊『ファイア・ドーム』冒頭部分の抄録が掲載されていて、同作に対する興味が一気に高まった。紙か電子で読んでみようかな。
本誌の表紙には錚々たる作家さんたちのビッグネームが並ぶのだが、500ページに迫る紙面には広告が無いことにも気付く。しかも定価は(ゴートで)510円。あれ、これってどうやって採算をとっているの?と疑問に思ってしまった。
ネット記事に掲載されていた本誌編集長さんのコメントによると「採算を取る考えではやっていない。単体で赤字でも累計30万部以上売れる⇒書きたいという魅力的な作家が集まる⇒魅力的な作品が生まれるという流れ。ここから書籍を出して、映像化していく中で収支を立てていくという考え方でやっている」とのこと。
ははぁ、なるほどね…と納得すると同時に、自分もその戦略にしっかり乗せられているんだなとも思うのでした。
Posted by ブクログ
GOATを買うのは初めてでしたが、この値段で、いいのだろうかというくらい盛りだくさんで楽しかったです。
ファイア・ドームの冒頭を読みましたが、続きが気になる!! なるほど、いい宣伝になりますね。
次号も楽しみです♪
Posted by ブクログ
食というテーマは書き手にも書きやすくて、かつ読んでいても楽しくなる要素が大きかったんじゃないかなと思いました。
普通に楽しい1冊でした。
(たぶん愛とか悪とか美とかは書き手の裁量によるというか、処し方に激しく好みが出る概念だよねって思うので、読み手の好みに合致するとは限らず。かつ本来文筆業でない人には扱いしにくく…みたいな)
気になっていた話題の『ファイア・ドーム』の特集もあって良かったです。
ますます読みたくなりました。