あらすじ
「僕のそばにいる限り、大切にしてあげるから。いい子にしていてね」
王立魔術学院卒業の日、マリオンは突如デスゲームに巻き込まれてしまう。
その黒幕は二年前に卒業した公爵子息のセルジュ。
マリオンは誰も殺さず自分も殺されないよう必死に立ち回ったものの、
結局は死んでしまった……が、気付けば入学前に時間が戻っていた!?
マリオンはあの惨劇を繰り返させないために、
デスゲームの開催理由であったセルジュの妹の死を防ぐため奔走する。
しかしなぜかセルジュにまとわりつかれ、
強引に婚約者にされ純潔までも奪われてしまい……。
サイコパス黒幕公爵×魔術偏狂令嬢、
愛か死か、究極の選択から生まれるタイトロープロマンス
【目次】
プロローグ 婚約者はサイコパス
第一章 デスゲームの終わり
第二章 未来を変える方法
第三章 人はそう簡単には変わらない
第四章 愛の力でなんとかする
エピローグ 黒幕の独白
あとがき
感情タグBEST3
ほんと
ヒーローはマジな黒幕のヤバいやつなんだけど面白かった。マリオンとシャルロットかわいい。
ループ前の悲惨なシャルロットが今回は救われたのがほんと良かったし、人が良いマリオンの頑張りがかわいい。シャルロットがマリオンに傾倒するのもわかるし、地味に兄妹でわーわー掛け合いできる関係になってるのもよかった。
二回目のセルジュが一回目覚えてるのは当然とも思ったけど、シャルロットの件が目的じゃなく手段だったのが本当にヤバいやつなんだな…と再確認。とはいえ主犯たちの末路にはにっこりする。一回目はヒロイン含む無関係な人も巻き込まれてんだけどさ…。
二回目はヒーローヒロイン&シャルロットが幸せそうなので読み終わりハッピー!でとてもよかった。
匿名
作者さん買いです
今回はダークすぎるヒーロー、途中、あれ?もしかしてサイコパスではなかったのかな?と思わせられましたが、最後、とんでもなくサイコパスで笑ってしまうくらいでした。でも、人間の本質もよく捉えていて考えさせられました。読み応えあり、上質なサスペンスホラーを読んだかのようでした
おもしろい
作者様のお話が好きです。
ヒーローがソーニャらしくて読み応えがありました。また、ヒロインは芯がしっかりしていて、とても好きなタイプでした。面白かったです。
わーお!
作家さん買いです。
マリオンの1回目の冒頭がすごかった。
思わずわーお!と呟きました。
セルジュ、闇が深過ぎて底なし沼みたい。
こえー!
マリオンに関しては人間ぽい気持ちが芽生えててよかったけども、マリオンのいろんな怯えとかには共感の嵐でした。
まぁでもマリオンのことだからセルジュが覚えてると知ってもオヤオヤと思うだけじゃないかと思いますw
愛の力でなんとかはなっている。
スゴイ。
おもしろかったです!!
さすがソーニャ!
いやぁ、何て言えばいいですかね。
ここまでブッ壊れてるヒーローは初めてでした。笑
ヒロインにとってはやり直しの2回目で不器用ながらも奮闘しましたがヒーローは生まれながらのサイコパス。やり直そうがサイコパスに変わりは無かった。笑
そもそも妹の為の復讐って事からずっと違和感があったんですが真相が分かり納得。
でも彼は狡猾な策士ですからヒロインには気付かれないようにこの先の人生もサイコパスを貫くっぽいのがむしろ良かった。急に改心する方が不自然ですよね。
でもヒロインに出会って興味から恋愛にと人間の心が芽生えて良かったなぁと思いましたね。
メチャクチャ面白かったです!
匿名
すごい話だった
主人公は自分が人に興味無く、魔法を研究する、身勝手な一面もあると、自分を客観的に捉えてます。決して愚かでなくむしろ優秀なのにヒーローには囚われてしまいました。ヒーローの外面に主人公は見誤らないが、愛の育み方が波瀾万丈です。しかも触法行為の方向で複数回。すでに前回とはいえ大量殺戮実施済みのヒーローなので、そうなるのでしょう。
確かに
なんとかした。
なんとかしたし、なんとかなった。
ヒロインはがんばったよ…。
最後は答え合わせがあって「やっぱりね。」とは思いますが、破綻せずにちゃんとずっと面白い。
凄惨な過去を繰り返さない為に奮闘するヒロインがとっても魅力的でした。対してぶっ飛びすぎのヒーローは愛の力でどうにかなる人間ではなかったですね。やっぱり人間の本質なんて変わらないものですね。
真実を知らなければこの先も幸せに過ごせるんではないでしょうか。とっても面白かったです。
面白い
いつもの通り、芯の通った強いヒロインで、読んでいて頼もしいです。
深く深く愛されてるのが、読んでいてゾクゾク楽しかったです。違う意味でも、ゾクゾクする怖さがありましたが。
歪んでる
作者さん買い、巻き戻り令嬢の物語です。
前回卒業式のあとにデスゲームに強制参加させられ命を落としたヒロイン。巻き戻り後の人生ではデスゲームを起こしたヒーローに起こさせないように動きます。そしてヒーローに気に入られハッピーエンド、となるのですが、流石ソーニャさん。きちんとヒーローはサイコパスのままでヒロインさえも騙し続けているのでした。読み物としては普通に面白かったです。サイコパスでヒロインにさえバレなければいいと考えるヒーローと警戒しながらもお人好しなヒロイン。なかなかでした。
困った子だね
今回は本当にヒーローがサイコパスでした。
作者さんのヤンデレさんは好きなのですが、サイコパスはヤバすぎました。
ダメよ?人を殺しちゃ。
ヒロインは知らずにこの先も幸せに生きていくのかな?
あと、絵がキモかった。