あらすじ
たったひとりしかいないだれかが、どこかにいる――。周囲から孤立してきた少女キラと、刹那的に生きる樫野零(かしのれい)。戦いの神(MARS)がひきよせた魂たちは出会い、孤独の闇を朱(あか)く染め、いま、走り始める……!
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面白かった!
少し前の作品ですが、ぐんぐん惹き込まれて、
ワクワクドキドキ、ハラハラしてあっという間に読み終わってしまいました。
読み進めやすいストーリーの中に、性的虐待や親の不倫、大切な人の事故や死、たくさんのテーマが入っています。
作者の名前を聞いたことあるなーと思ったら、昔、threeを友達に借りて読んだんだった。すごく引き込まれた記憶があって、この作品も読んでみた。やっぱり面白い!昔の作品でもいいものはいいんだな。心理描写と話のテンポが良くて引き込まれました。
1番好きな作品です。
世代じゃないとかそんなこと気にならないくらい、引き込まれてどんどん先が読みたくなるお話です。ただの恋愛ものではなく、深いです。全巻一気読みしました。何回読み返しても面白いです。
90年代の少女漫画名作!
レイは今でも取りざたされている少女漫画男主の一人です。 暗い叙事と持っているトラウマ、周囲を圧倒してしまうカリスマ性、自由な魂そのものであるレイの魅力が今でも記憶に残るほどです。 キラとレイの出会いから興味津々で見逃せない本です。 強力推奨!
Posted by ブクログ
惣領冬実先生の傑作、と思います。本棚キープの一作。
寄り添いたいのに、寄り添えない。
それは二人にたった17年、されど17年、生きてきた「過去」があるから。
二人ともそれぞれの形で過去に囚われて、または過去が「現在」として目の前に現れて、お互いを思いやる余裕をなくしてしまったり、自分のことでいっぱいいっぱいになってしまう。
それを乗り越えて手に入れた二人の関係は、とてもキラキラしてます。
一度読み始めると、無限ループの罠にハマる…なぜか、最終巻を読むと出会ったばかりの二人が見たくなる、不思議な魅力があります。
砂の城のシーンは、何回見ても泣ける。
あー、日本でもドラマ化すればいいのに!
高校生の頃に読んで、あんまりの重さに5巻くらいでちょっと挫折して、8巻まで出た頃まとめて買って、零とキラが大好きになりました。
まとめて読むことをオススメします(。ゝω・)b゛。:+.゜
Posted by ブクログ
たったひとりしかいないだれかが、どこかにいる――。周囲から孤立してきた少女キラと、刹那的に生きる樫野零(かしのれい)。戦いの神(MARS)がひきよせた魂たちは出会い、孤独の闇を朱(あか)く染め、いま、走り始める……!「あなたに、会いたかった」惣領冬実が放つ、渾身のファイナル・ラブ第1巻!
Posted by ブクログ
零ちゃん格好良すぎ!
キラちゃん可愛すぎ!
話自体は、重くて難しい部分もいっぱいあるんだけど、本当にいろいろな事を考えさせられる作品です。
目に見えるものが全てじゃないんです。
その奥の奥に真実が隠れていることもあるんです。
ちょっと
キラちゃんの絵がクリムトパクリっぽい所が好きじゃない。キラの絵としてイメージに合ったんだろうけども…
こういうの学生時代に憧れたけど、いくつになってもときめくねぇ。恋の始まりはね。
Posted by ブクログ
昔からこの話がすごく好きで、すっごく印象的な話。
地味で目立たない絵を描くことが好きな高校生・キラが自分とはまったく正反対の同級生・零と言葉を交わして、そこからお互いに惹かれあっていく話。
キラにはキラの危うさがあるけれど、零には零のエキセントリックな面もあって、キラを脅してきた晴美に対して宣戦布告をしたり、本当に恐ろしい……。
お互いをお互いに思いあっているにも関わらず、キャラクタが違いすぎて、なかなか交われない二人っていうのが、よくてとっても大好きです。
これからドロドロしていくんですけど、まだ始まりなので、今後が楽しみです。