あらすじ
いきなり自給自足できるのか?
文哉は猟師の市蔵を訪ねた旅の途中で、山間にある畑付きの空き家を見つけた。縁もゆかりもない土地、限界集落でもあったが、運命を感じ購入を決める。地元住民との交流を重ねながら、古い家屋や休耕地だった畑に手を入れていく日々。畑の梅の収穫がいよいよ始まる頃、付き合って間もない凪子を迎え入れ、共同生活がはじまった。畑を守るために狩猟をはじめる決意を固める文哉だが、一方の凪子は口数が減り、引きこもりがちになっていく……。
人生の迷い道を彷徨いながら自立を目指すシリーズ最新作!
(底本 2025年6月発売作品)
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
山暮らしを始めた文哉と凪子。
空き家だった家と土地はやらなければならないことが沢山ある。
凪子は危険の多い山で自由に歩き回ることもできず一人山を去ることに…。
文哉は着々と設備?を整え次々と目標を決めていく。
なんともたくましい。
それを支える周りの人たちが優しい。
そういうふれあいがこのお話しの魅力の一つかも。
凪子はもう戻らないのか…。
とても気になるところだけれどもまた次の巻が出るのを楽しみに待つことにします。
(Word)
世界を変えるのは、そんなにむずかしいことじゃない。だって僕にとっての世界は、自分の世界に過ぎないのだから。自分さえ変われば、たちまちそのせかいも変わる。
Posted by ブクログ
山シリーズもとっても面白い。最初はネガティブ思考になりがちだった文哉くんも、自分自身の考えで前に進み出す。悲しいことをバネに人との繋がりを大事にしながらものすごい成長を遂げてたくましくなってゆく。まさに迷い道。選択のむずかしさも本作の読みどころだったように思う。凪子ちゃんとはこのままになってしまうのだろうか。カモシカは今後登場してくるような気がしている。
お風呂の温かさでほっこりのラストは最高。