【感想・ネタバレ】山に抱かれた家 迷い道のレビュー

あらすじ

いきなり自給自足できるのか?

文哉は猟師の市蔵を訪ねた旅の途中で、山間にある畑付きの空き家を見つけた。縁もゆかりもない土地、限界集落でもあったが、運命を感じ購入を決める。地元住民との交流を重ねながら、古い家屋や休耕地だった畑に手を入れていく日々。畑の梅の収穫がいよいよ始まる頃、付き合って間もない凪子を迎え入れ、共同生活がはじまった。畑を守るために狩猟をはじめる決意を固める文哉だが、一方の凪子は口数が減り、引きこもりがちになっていく……。
人生の迷い道を彷徨いながら自立を目指すシリーズ最新作!

(底本 2025年6月発売作品)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

山暮らしを始めた文哉と凪子。

空き家だった家と土地はやらなければならないことが沢山ある。
凪子は危険の多い山で自由に歩き回ることもできず一人山を去ることに…。

文哉は着々と設備?を整え次々と目標を決めていく。
なんともたくましい。
それを支える周りの人たちが優しい。
そういうふれあいがこのお話しの魅力の一つかも。

凪子はもう戻らないのか…。
とても気になるところだけれどもまた次の巻が出るのを楽しみに待つことにします。

(Word)
世界を変えるのは、そんなにむずかしいことじゃない。だって僕にとっての世界は、自分の世界に過ぎないのだから。自分さえ変われば、たちまちそのせかいも変わる。

0
2026年02月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

山シリーズもとっても面白い。最初はネガティブ思考になりがちだった文哉くんも、自分自身の考えで前に進み出す。悲しいことをバネに人との繋がりを大事にしながらものすごい成長を遂げてたくましくなってゆく。まさに迷い道。選択のむずかしさも本作の読みどころだったように思う。凪子ちゃんとはこのままになってしまうのだろうか。カモシカは今後登場してくるような気がしている。
お風呂の温かさでほっこりのラストは最高。

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2025年08月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

群馬県の山奥、ひと山越えると軽井沢という地に移り住んだ文哉。そこに南房総から凪子ちゃんがやってきて共同生活が始まる。凪子ちゃんは引きこもりでほとんど学校にも通っていない女の子。母の死の記憶がのこる故郷を離れ、慣れ親しんだ海から遠い地で新たな生活を始める…というお話し。

文哉、市蔵、凪子 読みながらこの3人の人生に思いをはせた。文哉目線で物語はすすむ。

文哉の移住生活は「いなか暮らし」からイメージするそれとは異なる。まずインフラが整っていない。トイレはぼっとん、浴槽なし、冷暖房なし、網戸なし、料理はカセットコンロ。インフラが整っている上でのいなか暮らしには憧れもあるけれど、夏の暑い時期に一日働いて汗も流せないのは致命的。気持ちの面でも衛生面でも問題あるよね。しかも山際の家だからシカ、イノシシ、クマも出没する。自由に外を歩けないし、お金はないし、凪子ちゃんの生活はかなり制限されてしまう。

それでも凪子ちゃんはそんな環境に不満を抱いたり、文哉を憎く思ったりはしていないと思う。それよりも自分の至らなさ、役に立てていないこと、文哉の負担になっている現状に、自分を責めそれに耐えられなくなってしまったのではないかな。

彼女は言葉少なだけど、彼女だけの倫理があり、哲学があるように感じる。文哉の成長よりも凪子ちゃんの考え方や生き方が描かれると面白いのにな。スピンオフ描いてもらえるとウレシイ。

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2026年09月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

哀しいお別れがあったけれども、成長して戻ってくる。はず

カモシカ、どーしたよカモシカ
何かの伏線だろうか

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2025年08月05日

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