あらすじ
沖に流された仔竜チューダを、リョウ、レオ、リリは飛空船〈リリ号〉に乗って空から捜索する。なんとかチューダを見つけたものの、船は故障し陸地はどんどん遠ざかるばかり。しかも怖ろしい敵の影が仔竜に迫っていた。危うしチューダ! また一方、ガナラージャで出会った竜ノ医師を目指す少年の存在が、そしてレオが口にした何気ないひと言が、封印されていたリョウの凄絶な過去の記憶を解き放とうとしていた……。南大国ガナラージャ編後編。竜の医師を目指す少年たちの奮闘を描く、大人気の異世界青春医療ファンタジイ・シリーズ第6弾。/【目次】プロローグ/カルテ16 遭難、巨大鯨、そして竜の戦い/カルテ17 深き海と、真水の悔悟/カルテ18 竜の幼な歯と、風の迷宮/エピローグ 竜の夜明けと、雪解けの音/あとがき
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リョウの過去や、リョウが脱出してきた縦穴や、その後のヤポネについては、余りにも語られずに、不自然な感じがしてたけれど、ここに来て、一気に明らかになった。ニーナ氏も、凄いけれど、イリェーナ女史って、凄い人だったんだね。リョウ達始め、カランバス、ディドウス、チューダの、これからに、幸あれ。
Posted by ブクログ
今回は盛りだくさんで読み応えあり。
歯鯨VS竜の戦いや呼吸困難に陥ったシストラの原因の究明と喉の異物除去。そしてリョウの縦穴時代の悲しい過去……
赤の人の以外な一面を見た。こんな上司は大変だけど、有事には絶対外せない人だよなぁ。
またかよ~と思いつつ着いてっちゃう人多いだろうなあ。
今回の頑張ったで賞はシストラ!
Posted by ブクログ
反医療へと傾いていってしまう人々への考察に唸ってしまった。
医療が身近にないからこそ、理想を求めてしまうとは…。
そして、観えることから知識の重みに気づいたリョウの悔しさが読んでいて痛い
最後の飛翔シーンが、圧巻
Posted by ブクログ
シストラのお姉さん竜っぷりとチューダが可愛かった!
かつて虐げられていた側のラムージが、団長を目指しているとリョウに語るところ、珠晶の時もそうだったけど泣いちゃう。
安易にただ批判するだけでも諦めるだけでも現状は変えられない。変えるために本当に必要なことは何なのかを考えて行動する、というのはとても難しいけれど、常に意識においておかねばなあと。
リョウの過去については今救済できるなら、もっと早くにできたのでは、というところも触れられててよかった。来年の続刊も楽しみ!