「自分にとって一番大切なものはみんな違うんだから」
正反対の性格の小松奈々と大崎ナナ。同じ名前の少女が出会い、それぞれの幸せと向き合う。平成が舞台の本格青春ストーリー!
冒頭のセリフは、作中で最も心に響いた言葉です。カリスマバンドのボーカルを務めるナナと恋愛最優先な生活を送る奈々。性格も生活も全く異なる2人が、お互いのことを真剣に理解しようとする姿に心動かされます。現在私たちの生活では、SNSで周りの近況を知り、会いたい人には簡単に連絡を取れるのが当たり前。そんな時代を生きているからこそ、私は作中の2人の「接点が少なくても心の距離は近い」関係性が羨ましいと感じました。
読めば必ず『NANA』の世界観に引き込まれること、間違いなしです!
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Posted by ブクログ
シンちゃんがタクミに「お疲れ様」って言うところ、すごく好き★ヤッサンといる時のナナってかわいい。ノブ格好いい。「ノブが作った あの曲を あの夜ナナが何を願って歌っていたのか 声をふり絞って あたしの耳に届くようには 今なら分かるのに」というモノローグを読んで、そっか!と思った。
新展開
ノブが段々ハチのことが好きになっていて、他のどのキャラよりも凄く純粋に恋しているから私までノブが好きになっちゃいます笑
シンくんは何かしらレイラに他の女とは違う感情を抱いている感じがしてこれからの展開が気になります。