「自分にとって一番大切なものはみんな違うんだから」
正反対の性格の小松奈々と大崎ナナ。同じ名前の少女が出会い、それぞれの幸せと向き合う。平成が舞台の本格青春ストーリー!
冒頭のセリフは、作中で最も心に響いた言葉です。カリスマバンドのボーカルを務めるナナと恋愛最優先な生活を送る奈々。性格も生活も全く異なる2人が、お互いのことを真剣に理解しようとする姿に心動かされます。現在私たちの生活では、SNSで周りの近況を知り、会いたい人には簡単に連絡を取れるのが当たり前。そんな時代を生きているからこそ、私は作中の2人の「接点が少なくても心の距離は近い」関係性が羨ましいと感じました。
読めば必ず『NANA』の世界観に引き込まれること、間違いなしです!
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関係性
奈々と章司の関係や、ナナと蓮のことも描かれています。「おまえが奈々に謝りたいと思うのは優しさじゃねぇ。単に謝って自分がスッキリしたいだけだろ」というセリフが深かったです。
匿名
神回
まあ、全ての回が神回ではあるんだけど、ナナとレンの再会の、この物語の起点となる回。ナナとハチの関係性もどんどん深くなってるしこの先のことを考えると切ない
Posted by ブクログ
章司に食ってかかるNANAが格好良すぎる!
奈々がNANAにレンの事を聞くシーンはいいねえ。
4巻ともなると世界観にも馴染んできて、
何もかもがいい感じです。
匿名
すれちがい
恋多き女の子の小松奈々は彼氏を追って仕事も家も決まっていないなか上京する。
ひょんなことから二度出会った大崎ナナとルームシェアをすることにした。
一方ナナはミュージシャンとしてもっと貪欲になるために地元のバンドは解散して上京するがメンバーのノブがついてきたことにより新生ブラストを結成するとこになり新メンバーのシンを迎える。
奈々は章司との生活はうまくやれていると思っていたが実際はどんどんすれ違っていた。
章司は大学もバイト先も同じである幸子という女の子に惹かれていたのだった。
そしてそれが最悪な状態で奈々にばれてしまう。
しかし奈々は裏切りを許すこともすがりつくということもできないのだった……。
うすうすこうなるだろうなぁとは思っていたけど本人たちは大変だろうなぁという感じだった。