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Posted by ブクログ
この本で最も強調されていたのは運動の大切さです。
読み始める前はメンタルコントロールの方法について色々と書いてあるものと思っておりました。
実際は脳の機能がもともと生存を第一に優先させるため危険から回避するようにプログラムされていることから始まり、
・うつや引きこもりは脳の防衛本能の結果であること
・メンタルは遺伝子、経験、身体の要素から成り立っていること
・身体的要因を軽減させるため運動で身体状態を改善させ、さらに他人の助けを借りることでケアすることができる
という内容であった。
その中で最もはっきりと効果があり、簡便に可能な運動が重要であるということが繰り返し述べられていた。
若年者の運動習慣が減ってきている傾向にあるので、今後メンタルに不調をきたす人が増えるという警鐘を鳴らす意図もあるのかもしれないと感じた。
Posted by ブクログ
人間の脳や体は、今の変化の速い現代社会に適応できていない。それ故、メンタルを病んでしまう。
→そうならないためにできることを自分なりにまとめていく。
・狩猟時代、農耕時代の人間は座る時間が短かったが、現代人は座る時間が長い。
→それ故、健康を害してしまう。定期的に運動を取り入れること。
・昔よりも圧倒的な量の情報が溢れている。
→意識的に取捨選択することが重要。SNSやニュースを時間指定するなり制限することが重要。睡眠時間を削らないようにする。
・現代は食べ物が溢れ食べ過ぎてしまう
→体重を記録し、腹八分目に抑える等ルールが必要
・短期的なことのほうが重要だと感じる仕組みになっている
→定期的に長期視点で考える時間をもつこと。
Posted by ブクログ
トラウマや嫌な記憶は、安心できる状況で取り出していくうちに、違う色に塗り替えられていく。
逆にフタをしてしまえば、石のように刻まれてしまう。
たまに昔の記憶がフラッシュバックしてしんどくなるときがあるから、とても参考になった!
Posted by ブクログ
脳の1番大事な仕事は、私たちを生き延びさせること。
→感情はそのために生み出される
①良い他者と共にいること
②「他者にとっても意味のあること」に夢中で打ち込む
Posted by ブクログ
現在のSNS社会に警鐘を鳴らす良本。
いくつかのsuggestionやコメントが刺さります。
・ネットニュースのチェックは一日一回に!
・私たちの祖先は一日の15000〜18000歩も歩いてたから、そのくらい歩くと身体と脳が一番機能する
・メンタル不調の防止には「運動」、「良質な睡眠」、「友人」
そして、幸せのレシピは
(1)一緒にいて快適で、信用できる人たちに囲まれる
(2)夢中になれて、意味を感じられることをする
(3)(1)と(2)を繰り返す
とのこと。