あらすじ
「史上最悪のメンタル」と言われる現代人。とりわけ若年層の心の問題は世界的に深刻だ。ユニセフが警告を発し、アメリカ政府は「国家的危機」とまで言及、日本でも高校生の30%、中学生の24%、小学4~6年生の15%が中等度以上のうつ症状を訴えているとの調査結果もある。脳科学からメンタルの問題を解説した世界的ベストセラー『ストレス脳』をあらゆる世代向けに、わかりやすくコンパクトにした〈心の取説(トリセツ)〉。
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Posted by ブクログ
『ストレス脳』を中高生向けにした本。知らずに読んだ中年にも大切な内容だった。SNSは自分にとって大切な情報が1はある。でも99は不要だし必ずネガティブな気持ちになるものがある。Facebookも投稿を止めたら気持ちが楽になった。人間の脳は生き延びることが最優先。喜びも悲しみも引きこもりも、現代にフィットするようにできてはいない。それを知るだけでも気持ちが楽になる。スウェーデンでは学校が申し込めばクラス全員分無料でもらえるとのこと。いい取り組み。巻末に出典がないが気になったけれど、中高生向けだからなのかな?
Posted by ブクログ
ストレス脳の入門編の本書。
学生向けに分かりやすく不安やストレス、運動の有効性について書かれている。
本書の内容を簡単に言うと、人間の身体は狩猟採集時代の歴史が圧倒的に長く、現代の暮らしにマッチ出来ていない。
不安や感情が沸く仕組みを理解して、定期的に運動をしたり、コミュニケーションをとればうつや不安に対して有効だとのこと。
文も読みやすく、普段読書していない人にも勧められる本だと思う。
また、追えば追うほど逃げていくという幸せは対する考え方は参考になった。何事も期待しすぎないことが重要だ。
Posted by ブクログ
スマホ脳の作者の本ということで読んでみた。メンタルケアについてはかなり興味がある方なのでほとんどの内容を知っていてあまり収穫なし。初心者にはちょうどいいと思う。
内容はこんな感じー
•脳の働きは変えられる(でもこれも諸説あるだろうな)
•メンタルの強さは環境や遺伝に依存しない
•運動はうつ防止、メンタル向上に役立つ
•孤独はメンタルに悪い、幸せは他者とかかわることで生まれる
•嫌な思い出は脳があなたを守るためにみせている
•SNSを使う時間を減らす