あらすじ
商船をゴート人に襲われて、小舟で漂うシフと犬のユリウスだった。レギウスの魂を見つけるためには、ポロエに行かなければならない。もはやサタンつきの娘がコンスタンティノポリスに戻るわけにはいかない。水の音が響き、小舟が揺れる。さざめき立った海の向こうで、誰かが手を振った。樽につかまって若い男女二人がさまよっていた。ヴィーラントとアスパシアだった。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。
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Posted by ブクログ
10.5.14 読破
エーラーンまではペルシア方面の話がメインでしたが、今回は東&西ローマな話。懐かしい名前の人がたくさん出てきて、「あれ?このひと東?西?どっち?」ってなことに。「あ、この人、前にシフと会ってたんだー」とか。
毎回毎回、いろんなもの、取り込む主人公だなぁ。このシリーズ『紀元400年頃のローマ近辺の宗教事情』ってのが売りのひとつだろうから、無宗教に近い状態の主人公が巫女的な役割をし、色んな神様を受け入れるっていう形をとっているんだろうけど……。
今回は今まで以上に苦しそうだ。
上巻の描写が生々しい……。
ラウフさん登場。
レギウスより甘々なシーンが多くてムフムフだった。
ラウフさんを推したくなる。
ユリウスがカワイイー!