【感想・ネタバレ】サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

評判に違わず、目から鱗、今までなんて浅いところしか見ていなかったのか…こんなに心を揺さぶられる歴史書って何?
まだ上巻しか読んでないけれど、何かに迷ったときに戻ってきたい。

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2024年02月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

思った以上に衝撃をうけた。ただの歴史書、説明文かと思ったら、ある意味哲学書だな、これ。

結構今までの価値観を覆された項も多かった。
サピエンスの誕生から狩猟ー農耕ー文明までの流れは知識として知的好奇心をくすぐられる内容であり、推察の部分についても納得感ある流れ。

虚構という概念については本当に衝撃的。
宗教なんて全て虚構、人種差別も虚構だし、逆にそれが平等で人権を尊重すべきという考え方も虚構、金も会社も帝国も全部虚構。
虚構があるからサピエンスは覇権をとれた。
なるほどねぇ。そういう風にも考えられるのかと、納得した反面、半分モヤモヤ。

下巻が楽しみです。

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2024年03月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分たちの今見えている世界がどのようにして作られてきたのか。
色々な進化の過程を経て、今の世界ができあがっている。
今となっては生態系のトップに位置しているが、ヒトもただの動物だったのだ。
過去には今では想像もできない世界があり、未来にはさらに想像できない世界になっているだろう。
自分たちの生きている今は、歴史の中でなんと少ない時間なのだろう。
狩猟採集民から農耕民族に変化していくあたりが一番面白かった。

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2024年02月27日

Posted by ブクログ

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題名の通り、ホモ・サピエンスの全歴史について。
前提として、地球の歴史上、人類が私たちホモ・サピエンスだけではないという事実を理解することが重要である。
人類=私たちであるが、私たち「だけ」ではない。
ネアンデルタール人や他のホモの冠を持つ人々も彼らではなく私たちなのだ。
ホモ・サピエンスに雑多な人種が存在するのと同じように、つい数万年前には別の人類が存在していた。
しかし、現在ではホモ・サピエンスしか残っていないため、人類は特別であるという幻想に囚われてしまっている。
ホモ・サピエンスに認知革命が起こり、空想を言語化しストーリを編むという虚構を生み出したことで、神や権力、貨幣という目には見えない新たなシステムが誕生していった。

本書は、ホモ・サピエンスの繁栄に沿っての歴史が描かれており、狩猟採集時代から農耕時代に移ったことは、人類にとって成功だったのかを問う内容となっている。                                   

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2024年02月26日

Posted by ブクログ

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中学校レベルの歴史を知っていれば、面白く読める本だと思った。
ホモ・サピエンスが集団行動をできるようになったのも「虚構を信じる力」があったから。単なる言語の発達というよりは、物語の創造や物への価値づけによって、人々の社会はできあがっている。この認知革命を皮切りに農業革命、科学革命へと展開してゆく。現代の社会はまさに虚構で作られているなあとも改めて感じた。
また、ホモ・サピエンスは農業革命によって小麦の奴隷になったという話はとても面白かった。たしかに、農業の発達によって、農業中心の生活スタイルが確立されたのだろう。

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2024年02月10日

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