【感想・ネタバレ】サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福のレビュー

あらすじ

ホモ・サピエンスが文明を築き、世界を制覇したのはなぜか? 人類の誕生から狩猟採集、農業革命を経て歴史の統一まで描く、巨大な物語。世界的ベストセラーついに文庫化!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

世界の見え方が変わる本。なぜホモ・サピエンスが天下を取れたのかが順を追って納得できる論で説明されており引き込まれる。
特に印象深いのは、虚構を語る能力によってそれまでせいぜい数十名でしか協力できなかったホモ・サピエンスが、数千数万の単位で同じ神話を信じ、同じ方向を向けるようになったという論。
また、農業革命が必ずしもホモ・サピエンスを幸せにしなかったのでは?という話も面白かった。むしろ「種の繁栄」という意味で小麦の方にしてやられていて、でも小麦はどこでも育つし、これにより爆発的に人口が増えた…全てが繋がっていて面白い。下巻も楽しみ。

0
2026年04月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ホモサピエンスの誕生から遡ることで、現在私たちが生きている世界を改めて見直す機会になった。
難しい表現や言葉も多かったが、勉強になる。
壮大な小説のようで、ゆっくり時間をかけながら読みました。

印象的だったこと
・ホモサピエンスはそもそも他の種を滅ぼそうとする生き物である(実際ネアンデルタール人などは滅ぼされている)
・認知革命によって架空(虚構)を生み出せるようになったことが、他人種との違い
・贅沢品は必需品になり、新たな義務を生じさせる
・想像上の秩序は生まれてからありとあらゆる手段で叩き込まれているため、疑うことすらしないことも多い
・以下本文そのまま抜粋
ーーーーー
このような悪循環は、何百年も何千年も続いて、偶然の歴史上の出来事に端を発する想像上のヒエラルキーを永続させうる。不正な差別は時が流れるうちに、改善されるどころか悪化することが多い。お金はお金のある人の所に行き、貧困は貧困を招く。教育が教育を呼び、無知は無知を誘う。いったん歴史の犠牲になった人々は、再び犠牲にされやすい。逆に、歴史に優遇された人々は、再び優遇されやすい。
たいていの社会政治的ヒエラルキーは、論理的基盤や生物学的基盤をいており、偶然の出来事を神話で支えて永続させたものにほかならない。
ーーーーー

0
2025年12月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

サピエンスがなぜ世界中を支配することができたのかということについて学べた。人間は権力やお金に執着してしまう生き物であるが、この本を読んでその理由が少しだけわかった気がする。侵略した人間のために犠牲になったものがたくさんあるが、その人間のおかげで生まれた文化や芸術があると知ったため、無下にはできないと思ったが、やはり人間は侵略を繰り返してしまう生き物なのだと思い、悲しくなった。

0
2026年01月16日

「学術・語学」ランキング