あらすじ
どんなことをしてでも私の傍らに君を置く
王子様との出会いが運命の分かれ道でした
異世界で侯爵令嬢として新たな生を始めたユリアーナ。父と継母に虐げられ、婚約者も異母妹に奪われたが、王太子フェルナンに気に入られ、王城で働くことに。「ずっと私の側にいてくれるだろう?」食事のとき膝に乗せられたり頬にキスされたりしてドキドキが止まらない。子供扱いされていると思うのにフェルナンはユリアーナを妻にと言いだして!?
感情タグBEST3
異世界転生の物語は「なんで転生したの?」という理由付けがないことが多いけれど、このお話は結構すんなり受け入れられました。転生先の令嬢の背景は重く、でも、前世の人生で全て我慢のし通しだったユーリにはそんな令嬢の人生の我慢は慣れ親しんだもの。このハッピーエンドは良かったです。
転生の仕方
転生の仕方が少し変わっていて面白かったです。前世が過酷で亡くなったタイミングが哀れ過ぎました。作者さんのあとがきのその後が相変わらず面白かったです。
作者様買いです。転生モノでは、前世の記憶というのは転生後のチートとして生かされるというお話が圧倒的に多いと思いますが、このお話は少し違います。愛したい、愛されたい、抱きしめたい、抱きしめられたい。そんな切なる願いを何故抱くのか。前世とも絡んで、語られます。とても面白かったです。
すごく面白かった!
作者さん買いですが、これもすごく面白かった!
でも、ハッピーエンドなんだけど、え〜!?これで終わり!?と、本当にもっと続きを読みたかった…
転生したヒロインが、とても無垢で芯があって素敵でした
うわ
まじか!というところで終わりました。
続きが凄く気になる…ヒロインの幸せ絶頂期で終わってしまった…!!!
ヒロインの実家のその後の悔しがる様とか、婚姻後とか本当のお父様との時間とか、続きが知りたい…!!!
タイトルと結びつかない深い話でした。
『転生』した意味があるかどうかよくわからない作品が多々ある中で、転生する前の記憶が鍵となってました。