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今までの巻のように乱崎家が大暴れしているわけではないのですが、ところどころに挟まれる家族の掛け合いが好きです。冒頭で千花ちゃんが学校まで迎えに来た銀夏さんを自慢してるシーンがとっても可愛らしい…!密かに気になってた銀夏さんとマイちゃんがちょっとだけだけど関わってくれたのが嬉しかった。
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『なごやか家族作戦』スタートから一年。人類獣化現象やら宇宙人の来襲やら数々の事件で露わになった家族たちの過去の傷跡や疑念も、凶華率いる乱崎家の絆を揺るがすことはないように見えた―。しかし、不解宮の傀儡后ミリオンが呼びかけた『世界会議』に、観光旅行気分で出かけた彼らが遭遇したのは、その絆をも揺るがす驚天動地の出来事だった!そして、千年前のもうひとつの家族の物語にも永遠に塞がらない傷跡が―。「閻禍伝説編」驚愕の展開。
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狂乱家族13冊目。
世界会議へ向かう道中の仮面舞踏会。
並行して語られる1000年前に起こった閻禍伝説の話について。
役に立たないM気質のプチ凶華は笑った。もっと登場しないものか。
色々と話題が多くて新たな疑問が湧いた。
凰火と地下帝国宰相の男との関係は?
"傾国のテロリスト"・"黄桜乱命"・"蝶姿の平塚乱命"のつながりは。
肉体を入れ替わる的な発言があったからやっぱり魔族なのかな。
あと銀夏は「心は女」と公言してるくせに女性の乱命が好きなのかな。
最後が波乱の展開でミリオンと平塚雷蝶はどうなったのか続きが気になる。
紅茶は敵だ。
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月香の幼児化が一段落したら、今度は今までちょろちょろと名前くらいは出てきてた不解宮が主催する「世界会議」に行っちゃうよ?な話。
今回も乱崎家のいる時代と、千年前の閻禍達の時代とが交互に展開する構成。
最終的には閻禍伝説となごやか家族計画との関係が繋がるのだろうけれど、どのように繋がるのか今の段階ではさっぱり不明…。
厄災の規模としては8巻までの「大いなる厄災編」の方が大きいが、困難具合ではこの「閻禍伝説」編のほうが大きい様子。
不解宮ミリオンの罠(?)で家族は分断され、閻禍の時代の話でも家族が分裂してしまう展開になっているし、今までのように「家族一致で狂乱し物事を解決」って具合にはいかなそうな予感。
最後は何かの目的をもって動いていた不解宮ミリオンも平塚雷蝶も・・・となるけれど簡単には死なないよね?