【感想・ネタバレ】新訳 紅楼夢 第2冊のレビュー

あらすじ

今や皇帝の貴妃となった元春の里帰りのために,贅の限りを尽くして造営された「大観園」.豪奢の限りを尽くしたこの園に宝玉と少女たちはやがて移り住むが,華やかで幸福な日々の中,なぜか少女たちは悲惨な未来を暗示する謎々を作る──.繊細な美少女・林黛玉の魅力も遺憾なく発揮される,注目の第2冊!

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Posted by ブクログ

この第二冊では、主人公の少年とそれを取り巻く少女たちの関係が動き始める。また彼らの小者・侍女なども同世代の少年・少女でたくさん登場する。その舞台となるのは、大観園という広大だがひとつの閉じた空間で、見方によっては学園ドラマのようでもある。もちろん皆で一緒に勉強したり、行事を作り上げたりするわけではないが、少年・少女間の恋愛・嫉妬・冷やかし等々に注目すれば、そう言いうるのではないかと思う。いずれにせよ、物語はまだまだこれから。

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2014年02月09日

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