【感想・ネタバレ】アーマード 生還不能 下のレビュー

あらすじ

西シエラマドレ山脈は麻薬カルテルが勢力争いを続ける無法地帯だった。さらに、麻薬カルテルの仲介人カルドーサが和平交渉を利用し策謀をめぐらしていた。道中、アーマード・セイントの車列は、何度も予期せぬ襲撃を受ける。果たして、ジョシュらチームは交渉の地にたどり着けるのか? そして、無事生還することができるのか? 現代冒険アクション小説の最高峰、グレイマン・シリーズの著者による衝撃の新シリーズ開幕

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ダフィーTLのお話その下巻。

上巻でなんとか要人警護して目的地まで送り届けた一行だったが、そこから話は急展開を見せる。

上巻の3倍速くらいで事態が動き始めて非常に面白かった。
マークグルーニー作品は常に危機一髪で、死にそうになるシーンが軽く10回以上あるので、ハラハラが止まらない。

次回作にも期待したいが、こんなにも面白い新シリーズに加え、グレイマンも執筆しているようなので著者の健康だけが心配である。

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2023年07月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公のダフィーは戦闘能力は高くはないが、組織のために、大きな目的の達成のために正しい判断ができるリーダーだ。

ダフィーの能力に半信半疑だったメンバーがダフィーの的確な判断とリーダーシップに徐々に団結し、最後のガソリンスタンドでの戦いでは一糸ほぐれず見事なチームワークで窮地を脱する。

トップダウンではなく、現場の状況に応じた柔軟な判断、相手方の状況に詳しい現地の人類学者を重用するなど、派手ではないが、正しい方向へ導こうと大きな視野を持って対応する。

グレイマンシリーズでは、グレイマンそのものが窮地を脱するが、ダフィーはチームワークで脱する。同じ冒険小説だが、グレイマンが一匹狼タイプの孤独な戦士であれば、ダフィーはチームワークを重視する。
ダフィーの奥さんが元陸軍大尉でダフィーよりリーダーシップがあるのが面白い。それにダフィーに的確な指示とリーダーとしての教育係であるところも。
今後の活躍が目に浮かぶ。

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2024年07月17日

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