あらすじ
大陸は戦乱に包まれた。「――蹂躙せよ!」突如として開始された冬の国アンゴーラ帝国から聖都への侵攻。そしてサンカリヨンでは、パオラ率いる銀卵騎士団と強敵・王配候ルキウスの激戦が始まった。しかし、いまだ心が離れたままのミネルヴァとクリスの思いは繋がらない。一方、教会を統べる次期総主教選挙に向かったフランチェスカは、“刻印の謎”の深淵に迫り、自らの覇道をゆく決意をする。「あたくしの戦いはもう、将のものではない」「どうして、離れるんだ」「ミネルヴァのためにも」杉井光が贈るファンタジー巨篇。運命に翻弄される少年少女に激動のときが迫る!
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Posted by ブクログ
パオラのひたむきに頑張る姿と、
最後の方で呟く言葉が印象的でした。
パオラは可愛い。
主人公であるクリスにも動きがあって、
ミネルヴァとの繋がりの深さが、更に深まった感じ。
一方ではフランたちにも大きな転機が訪れたり、
ジュリオもひとつの決意を決めて行動したり、
他の方々の周辺には不安だったり、不穏な動きが生じていて、
フランがクリスたちの元に帰ってきたとき、
ジュリオが再会を果たした時、
まだまだ、何か腹黒い何かがうごめいている予感。
毎度のことながら、次の展開に目が離せません。