【感想・ネタバレ】カラー版 近代絵画史 増補版(下) 世紀末絵画、ピカソ、シュルレアリスムのレビュー

あらすじ

二十世紀の美術は、思いがけない多面的展開によって私たちを驚かす。しかし、抽象絵画やシュルレアリスムの作品は、決して画家の気まぐれや偶然の産物ではない。それぞれの美術運動は、印象派で頂点を極めた写実主義を想像力で乗り越えようとするものであった。本書は、十九世紀前半から第二次世界大戦にいたる一五〇年間の西洋絵画を概観。下巻は、世紀末絵画から抽象絵画まで。増補にあたり、あとがきを新規に収載。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

印象派を最後に写実主義はその限界を迎え、その反動によって抽象の時代に突入する。ナビ派・ドイツ表現主義・フォービズムは自己の内面に重心を置き、その表現方法として色彩・構成等の造形に関する試作を深めていく。対象の解体と再構築を行なったキュビズムはその最たるものである。また本能的な素朴派や放浪のエコール・ド・パリもその試作に挙げられる。その後機械文明に感化された未来派やその逆とも言えるダダが生まれ、界隈を更地にした。しかしその更地を土台に意外性を重視したシュルレアリスムや統合・体系化を志すバウハウスが生まれた。

0
2026年05月15日

「趣味・実用」ランキング