【感想・ネタバレ】カラー版 近代絵画史 増補版(下) 世紀末絵画、ピカソ、シュルレアリスムのレビュー

あらすじ

二十世紀の美術は、思いがけない多面的展開によって私たちを驚かす。しかし、抽象絵画やシュルレアリスムの作品は、決して画家の気まぐれや偶然の産物ではない。それぞれの美術運動は、印象派で頂点を極めた写実主義を想像力で乗り越えようとするものであった。本書は、十九世紀前半から第二次世界大戦にいたる一五〇年間の西洋絵画を概観。下巻は、世紀末絵画から抽象絵画まで。増補にあたり、あとがきを新規に収載。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

印象派を最後に写実主義はその限界を迎え、その反動によって抽象の時代に突入する。ナビ派・ドイツ表現主義・フォービズムは自己の内面に重心を置き、その表現方法として色彩・構成等の造形に関する試作を深めていく。対象の解体と再構築を行なったキュビズムはその最たるものである。また本能的な素朴派や放浪のエコール・ド・パリもその試作に挙げられる。その後機械文明に感化された未来派やその逆とも言えるダダが生まれ、界隈を更地にした。しかしその更地を土台に意外性を重視したシュルレアリスムや統合・体系化を志すバウハウスが生まれた。

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2026年05月15日

Posted by ブクログ

上巻に引き続いて読みました。いやーこの辺りまで来ると抽象度が上がるのもあって、まとまりがあるのやらないのやら……。とはいえ、三次元の世の中を二次元の紙に描くときに、何を引き算するのか。印象派は色彩を残すために形ぼやかしてしまい、ピカソは立体を残すためにあらゆる視点を描きこんで形が支離滅裂になるというあたり、今まで考えたことのなかった視点で面白かったです。

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2022年02月27日

Posted by ブクログ

やはり図版不足のそしりは免れない。「世界の名画」全24巻のそれぞれの解説文として書かれたものをまとめたからだろう。図版を加えるだけで大著として成り立つので、再増補をぜひとも望みたい。

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2024年10月02日

Posted by ブクログ

ジョルジュ・ブラック
「感覚はdéformer(歪形)し、精神はフォルメ(形成)する」

Bauhaus

パウル・クレーとサルトル

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2022年10月28日

Posted by ブクログ

2020.08.23 19世紀末から二次大戦前までの絵画の約50年の歴史を知ることができた。しかし、(上)より(下)は複雑で、少し難しかったが、写実から抽象への流れがなんとなくわかりました。

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2020年08月23日

Posted by ブクログ

表紙のモンドリアンの絵が少しは理解できるかと思ったが、叶わなかった。絵画をたくさん紹介しているが、実際の絵が見えないだけに理解が追いつかなかった。

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2017年10月29日

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