あらすじ
幼いころから聖女の役目を押しつけられ、神殿で孤独に生きていた病弱な王女プラティナ。
過酷な生活のせいで「余命わずか」と宣告されたのち、聖女の地位と婚約者を奪われ、「聖地巡礼」という名目で国を追放される。
厄介払いとして旅の従者を押し付けられた黒騎士アイゼンもまた、不条理な呪いに犯されていた。
不運な二人の旅は前途多難……かと思われたが、余命わずかだったはずのプラティナはなぜか日々健康になっていく。
しかも行く先々で聖なる力で問題をさくっと解決し、いつの間にか『奇跡の聖女』と噂になってしまい……?
無自覚聖女と不愛想黒騎士のチート巡礼旅!
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アンバーが超かわいい!
作家さん買いです。
ものすごくよく練られたお話を書かれる方なので、今回も期待していたら期待の上を行く素敵さでした。
アイゼンもプラティナもアンバーもかわいい!
プラティナは気の毒になる生育歴を持っていますが、そのおかげで今の大変よいキャラが出来上がり、しかも全然嫌味がなくてよかったです。
アイゼンの気持ちが変化していく様子にはニヨニヨしますし、プラティナが今後どういう気持ちの変化があるのか、とにかく楽しみ。
イラストも超かわいかったです。
大満足!
どこまで力があるのか??
追放されたけど、このヒロインの力は計り知れないほどあるようで。
この先どんな活躍を見せていただけるのかとても楽しみです。
でも、余命わずかってどうしてそんなことに?
これも先々明らかになるのでしょうね。ワクワクします。
理不尽な追放を強要する醜悪な人達。呪いと奇跡の聖女の対比。まさに光と闇。
初めての外の世界に目を輝かせ、食事にいちいち感動し、困っている人がいれば力を使うことに一切躊躇なし。
純粋で清廉なヒロインの姿は多くの人々の癒やしとなる。ヒーローもその一人。
聖地巡礼もまだ一ヶ所目。この先の旅の行方がとても楽しみだ。
呪いが蔓延した世界
主人公が優秀すぎて、女王や国の重鎮に対するどんな呪いも弾き返してしまっていたんだろうね。
それ故に他人に恨まれるような事をしても気にしなかったんだろうが、主人公がいなくなったことによってセキュリティがゆるゆる。
主人公の巡礼が終わるとき、この国はまだ存続しているんだろうか
ろくでもない国だし潰れてもらっても一向に構わないが。
主人公が粗食の極みみたいな食事ばかりでも、倒れるまで力を使っても生きていられたのは、自分自身にも祈りの力が作用していたからなのかな?
何にしろ問題は多数発生、なれど旅は順調世は情けと言わんばかりに問題解決していくのはスカッとする
ふたりと一匹の旅。楽しんでね
第一王女で聖女なのに、継母の女王に能力を搾取・冷遇されていたプラティナ。女王不在時に義妹に追放され、ラッキーなことに状況が改善される。
能力を使いすぎていたことで倒れたことを、“聖女”の地位を横取りしたい義妹に利用されたが、押し付けられた同行者の呪いを解き、聖地巡礼をしつつ健康?になっていく。
純粋で優しい聖女だから、行く先々で人々を助け、ドラゴン?の幼獣に慕われ、同行者に守られ旅を続ける。
女王の企みや追手の元婚約者もいるが、彼女が神殿にいた頃からの行いで助けられ慕っているたくさんの人々もいる。完全な自由と健康を取り戻せるようがんばって。