【感想・ネタバレ】蝶の戦記(新装版)下のレビュー

あらすじ

織田信長、浅井長政らの屋敷に身分を偽って仕え、機をうかがう於蝶。六年前には少女めいて硬く引きしまっていた肉体は、いまや成熟しつくしている。(上杉謙信公のために……)常人ばなれした女忍者の秘めた女心と香りたつ生命が、姉川の合戦で燃え上がる。あとがきで著者が「……忍者小説というものは、他の時代小説を書くより層倍もつらい。……めんどうなジャンルなのだが、それだけにまた、執筆中のたのしみも多いのである。」と書くように、爽快な読後感がのこる名作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

下巻では織田信長を主軸に、浅井・朝倉との姉川の戦いにおける、お蝶ら杉谷忍びの者による「信長暗殺計画」の遂行過程が描かれている。
お市の方らの政略結婚により、良好であった織田信長と浅井長政の関係がナゼ崩れ、戦い、滅ぶこととなったのか、小説ではあるがなるほどと思わされた。
お蝶シリーズの第2弾へは、機会があれば読み進めたいと思う。

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2011年12月16日

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