【感想・ネタバレ】GOSICKs III ──ゴシックエス・秋の花の思い出──のレビュー

あらすじ

闇の修道院を脱出し、暴走する殺人列車から逃れ、懐かしい学園に戻ったヴィクトリカと一弥に、つかの間の安らかな日々が訪れた。季節は、秋。2人がひもとくのは、あざやかな花々と、歴史のうねりに負けず懸命に生きた人々の物語。次なる嵐の予感をはらみつつも、今、このとき、世界は確かに美しい──静かに、ひそかに深まってゆく名探偵コンビの絆──直木賞作家がおくる大人気ミステリシリーズ、珠玉の外伝連作集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】
闇の修道院を脱出し、暴走する殺人列車から逃れ、懐かしい学園に戻ったヴィクトリカと一弥に、つかの間の安らかな日々が訪れた。季節は、秋。2人がひもとくのは、あざやかな花々と、歴史のうねりに負けず懸命に生きた人々の物語。次なる嵐の予感をはらみつつも、今、このとき、世界は確かに美しい―静かに、ひそかに深まってゆく名探偵コンビの絆―直木賞作家がおくる大人気ミステリシリーズ、珠玉の外伝連作集。

【感想】

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2017年08月23日

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ネタバレ

外伝らしい話の展開で、こういうのも面白いなあと思った!まさかのコルデリア登場にテンション上がりました。お話的には「幻惑」がすきだったなあ。

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2014年02月01日

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ネタバレ

ゴシックシリーズの外伝。
今回はいつものように事件が起きてそれをヴィクトリカが解決するパターンではなく、本の中の謎を解く話。
日常のヒトコマを描いたのんびり穏やかなストーリーになっている。

個人的にはいつもヴィクトリカに口では勝てない一弥が結構ボロクソに言っていたのが気に入った。

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2013年02月18日

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ネタバレ

花にまつわる短編集。一弥がチョイスしてくる本の中の不思議なお話がどれも面白い。第三話「幻惑」が一番好きだなあ。モンゴル、中国が舞台の西方の血が入った女武将の話がわくわくする。入れ子になっている作中作を一冊で読んでみたいと思ってしまった。「男子厨房に入らず」を守ってきたはずの一弥がささっとにんじんのグラッセを作ってしまうあたり、すごい。どれだけ器用なんだか。

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2011年04月21日

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ネタバレ

GOSICKS3
次なる嵐の予感をはらみつつも、今、このとき、世界は確かに美しい
ぐじゃっと風邪をひいたヴィクトリカ。お見舞いにお花と本を持っていく久城。
久城が語る男女にまつわる物語をきいて推理し言語化するヴィクトリカ。ふたりの関係が密ってくる気配。
最後の章のみ、母コルデリアと赤毛のブライアンが出てくる。不穏な前途が見える。
ちなみにコルデリアは娘と違って身体能力が高い。

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2020年09月20日

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ネタバレ

再読。ちょっと変わった趣向です。久城が花と本を手にヴィクトリカを訪ねて読み聞かせ、ヴィクトリカが謎を解く。花の贈り物をこっそりと大切そうにするヴィクトリカが可愛らしい。

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2019年11月11日

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ネタバレ

今巻は前巻・前々巻にベルゼブブ頭蓋、そしてマスカレード号での事件を経て聖マルグリッド学園へと帰ってきたヴィクトリカと一弥の秋の日の一幕。
ヴィクトリカは学園に帰って来てから数日後、風邪をひいてしまい、それを心配した一弥はヴィクトリカのためにお菓子、書物、そしてそれぞれの書物に関係した花をヴィクトリカの元に運ぶことになる。
一弥の持ってきた本にはそれぞれに謎が含まれていて…。

今巻は短編集のような内容であったが、どの話も中々面白かった。また最後の方にはあの人も出てきて、これから先を暗示していた。

徐々にちいさな灰色狼と東洋の少年の物語も終盤へと向かってきた。巻が進むごとに引き込まれてしまう。次巻も期待したいと思う。

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2015年09月09日

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ネタバレ

ベルゼブブの頭蓋~仮面舞踏会の夜 後、学園に戻った一弥とヴィクトリカの穏やかな日常を、書物の中の怪異譚に花をモチーフとして詰め込んで描いてる。

互いの存在、気持ちをしっかり意識し始めた二人…ラスト前の緩やかな物語。

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2012年06月26日

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