あらすじ
激動の幕末維新、薩摩の島津家から徳川13代将軍家定に嫁いだ篤姫――しかしその結婚生活は、短く、そして常ならざるものであった……。2008年NHK大河ドラマ「篤姫」原作。
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Posted by ブクログ
大河の原作だが大河のノリで読んではいけない。
話の重厚さ、展開はやはり宮尾先生にはかなわない。とても読み応えのある話。
大河の脚本には怒っていいと思う。
Posted by ブクログ
十八歳で藩主斉彬の養女となった篤姫は薩摩島津家分家に生まれた学問好きな姫であった。その才覚、器量を見込んだ斉彬は画策の末、篤姫を十三代将軍家定の正室として江戸城に送り込んだ。形ばかりの結婚に耐え、病弱な夫を支え将軍御台所として大奥三千人を見事に統べる篤姫には、養父斉彬の密命が…。2008年大河ドラマ原作。
Posted by ブクログ
今年の大河ですよね〜。
出演している役者さん(宮崎あおいちゃん、堺雅人さんなど)が結構好きな方々ばかりなので、初めから観ておけばよかったな〜と、今思っております。
「篤姫」と言われても「誰だそりゃ」という印象しかなかったのですが、ついこの間何かの番組(香取君が司会してるやつ)で篤姫のことをいろいろやっていて、とても魅力的な人物のようだったので興味を持ち、この本を買いました。
徳川家のことや、大奥のことがたくさん出てきますが、事前に新選組を見たり読んだり、大奥のこともこの間本でちょっと調べたりしていた甲斐あって、以前ならわからなかった語句(中臈とか、御錠口とか)もすんなりわかって読みやすかった。
最近、いろんな本を読んで思うことだけど、「現代に生まれてよかった〜!」とこの本を読んでも思った。
結婚も自分の自由にはならなくて、例え旦那が生理的に気に入らない相手でも、従わなくてはいけない……。
ゲー。
まあ、私が昔に生まれていたら、そんな政略結婚に利用されるような身分の高いお姫様なんかじゃないと思いますけど…。
それにしても、自分の夫が死んでるんだかどうだかも確認させてもらえないなんて……。
不自由な生活だなぁ。
下巻が楽しみ。