【感想・ネタバレ】一角獣の繭 建築探偵桜井京介の事件簿のレビュー

あらすじ

※本作品は 2013年9月13日~2014年11月13日まで販売しておりました単行本版『一角獣の繭 建築探偵桜井京介の事件簿』の文庫版となります。
本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。

六月の緑の森の、白い花の咲く木の下でぼくは君と出会った。人の姿をした美しい一角獣(ユニコーン)と--。放火殺人の生き残りである少女に、宿命のように心惹かれていく蒼。しかし少女の母は、眼窩をイッカクの牙に貫かれて無惨な死を遂げる。すべてが明らかにされたとき、桜井京介の下した決断とは?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「お話」に作り込み過ぎの突っ込みを入れるのは無粋と承知で、でも、やっぱり作り込み過ぎの印象は拭えない。
「真犯人」の計画に不確定要素が多すぎる。しかも、この計画仕込みに何年かけてるの?そもそも、蒼くんが舞台の鏡平に来ることをそんな前からどうやって計画に組み込むの。そして、最後は、詰め、甘すぎ。何あっさり捕まってんの。てか、鏡平のセキュリティ(案の定だけど、)大したことないじゃん。
と、書いて、何だけど、それだけ作り込んであるからこそ、味わえる、幻想感が、本作、作者の魅力で、そこにひかれて毎夏シリーズを買って読んでしまうのです。
今回は特にそれが顕著。
あと、二年、楽しみにしています。

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2015年08月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

もはや建築もミステリも関係ないような気が…

鏡平の設定を読んだときはクローズドサークルで殺人事件かなーわくわくと思ったけど、事件で大事なのはそこじゃなかった。
閉じた世界で愛を育む蒼と晶那。鏡平という舞台はふたりのために用意されたもの。蒼の心もようとか、晶那が変わっていく様子とか、丁寧に描かれているんだけど、いまいち入り込めず…
一方、深春と綾乃はどうなのかなーと思ったけど進展はなくて残念〜
まだまだ松浦が出てくるけれど、京介との直接対決シーンはなくて、なんだか拍子抜け。ここまで引っ張ったら、もう一度やり合ってほしかったな。
そして松浦はラスボスではなかった…

あと、蒼が関わると門野のおっさんが権力使って全部なんとかするのってどうなんだ笑

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2019年07月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルが正に。

蒼の初恋か?!!それにしては違和感が。。。
と深春が抱いた印象。

そういったふわふわした実感の無い感じの蒼がすごく感じられた。

京介が規則正しい生活を始めた理由が明らかに。
大分先読みしていたのだな。。

いつも通りの展開だったので、本作含めて最終章、というのが不思議だったが
ラストに登場した人物。

それをもって、始まった という事だろうか。。。

そっちにもってかれて、より蒼の初恋が霞んでしまった。。

他の人も書かれているが、建築探偵は置いておいて
メインの3人、教授、に惹かれて読み進めているのだろうな。。。

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2017年08月18日

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