あらすじ
NY育ちの少年・オンが、料理上手な兄(実は天狗!)とおくる、不思議でおいしいスローライフ。
自分が天狗の末裔であることを知らされたNY育ちの少年・オンは、しきたりにより、14歳の1年間、日本で兄・飯綱基と隠遁生活を送ることに。天狗といっても特別な力はなく、畑仕事や料理を楽しむだけの生活に肩透かしなオンだったが、兄に羽が生えていることを知って大興奮!オレにも天狗パワーが目覚めちゃうかも!?
『千年万年りんごの子』『地上はポケットの中の庭』の田中相が描く、四季折々の兄弟暮らし。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
本当にとてもとても良い。ご飯おいしそうだしおやつは作りたくなる。
粉糖がなければすり鉢ですればよい、でハッとした。次それでしよう。
おろし金用スクレーパー(ちっちゃい竹箒みたいなやつ)で、「人生がいくらか豊かになった」が最高だった。わかってくれる人はこの漫画好きだと思う。
匿名
天狗とスローライフ
深夜ドラマから気になって原作を読んだが、中々味わい深い内容だった。食を中心とした「普通に暮らす」事を焦点とした本作はもっと知られていいかも知れない。
Posted by ブクログ
ドラマでやっていてタイトルは知っていましたが、まさか田中相先生が描いてたとは知らず!
本屋でみかけ購入。
やはり田中相ワールド炸裂!すきな雰囲気ですぐに酔いしれる。
天狗って!
いいね〜
ぜひ〜
言動がいちいち可愛い。
ニューヨーク育ちのオンが、日本昔ばなし的な場所で兄・基と過ごすお話です。14歳のオンの言動が可愛くて面白くてとても良いです。しっかり者の基も、会話などで時々「クスッ」と笑わせてくれます。
Posted by ブクログ
☆5.0
6巻まで読んだ。未完結。
ドラマを勧められて見て、すごく良くて、マンガも。
ドラマとマンガは少しストーリーが違ってて、それぞれ面白かったんだけど、マンガの方がやっぱり感情面や考えがわかりやすい。あと、マンガの方が、天狗設定が生きてるかな。
基本、ご飯を作って食べるという、日常行為なんだけど、どのご飯も美味しそうだし洗練されてる。その中で、兄との関係や、天狗という存在に悩むオンだけど、常に元気で凄く可愛い。
好きな作風です
天狗の末裔という設定が上手く効いていますね。
ファンタジーっぽい匂いを醸し出しながら、実にシンプルな農的な暮らし。
手間をかけて美味しいものを食べる喜び。
クルミのお菓子の回で「買った方が早い」に対して「こっちの方が楽しい」という返しはお見事。
柚子の話も実らせた果樹に「人が分けていただく」、「無駄なく食べる」
一つ一つの台詞や演出が美しく尊くて感動しました。
匿名
ドラマ観てます!すごく好きなドラマです!
漫画の宣伝みたいなCMでアニメに声ついていてお兄さんの声いいなぁなんて思っています。ぜひアニメ化もしていただきたいです!!
自然と共に生活する天狗
天狗だけれど、現代人よりも、きちんと自給自足する。
羽根はあるけど、蒸れてあせもになるっていうのに笑った。
兄と弟のやり取りも、かわいい。
なんというレビューが5つなんて足りない。天狗の一族の末裔だけどNY育ちでお兄ちゃんは日本にいるって設定。お兄ちゃんの他にワンコと同じく天狗のにいちゃん、村の人達との交流。食べ物は参考にさせてもらいます。餃子作りたい。
匿名
めちゃくちゃ好き!
ご飯の描写が丁寧で読んでいるとお腹が空くし、いつもよりちょっと丁寧に料理がしたくなる。
つかみどころがないように見えて食べることに全力な基のキャラいいなぁ。
びっくりな設定だけど
天狗の末裔がひっそりと暮らしている、というびっくりな設定ですが、出てくる食べ物が美味しそうだし、何だかほっこりした気持ちになれました。ドラマの方も観てみます。
匿名
つい読んでしまうスローライフ
丁寧な暮らしぶりと、主人公の素直な性格が素敵。
心も身体も健康になりそう。
現代っ子な弟に、古風なお兄さん。
なぜかとっても癒される。
天狗の兄弟+ワンコ
お菓子を作ったり、料理をしたり、畑で収穫したり、兄弟とワンコのやりとりにほんわかします。
出て来る料理レシピも詳しいので、手順も簡単に作れて、美味しそうなのが魅力です。
1話の胡桃のお菓子は実際に作って、美味しかったです。食いしん坊にも、料理好きさんも楽しめる本です。
Posted by ブクログ
田中相の新作。前作「LIMBO THE KING」が海外ドラマを思わせるSFサスペンスのバディ物だったが、今作は天狗が主人公のスローライフ物。毎回、ジャンルの違う作品に挑む姿勢には驚かされる。
内容は手堅い。基さんがほとんど人間だけど背中に羽が生えている。という設定が良い。あと、わんこが可愛い。
Posted by ブクログ
ドラマを先に観ていて、原作があることを知る。
ところどころ設定が違う気もするが、根本は一緒。
ほのぼのとした中に、個を尊う姿があって、すごく好きな世界観。
出てくる料理も美味しそうなのよねー
ほんわか
優しい気持ちにさせてくれる作品。
ほっとする。刺激的な作品が多い時代ですが、こういうのっていいな〜って感じさせてくれる。
Posted by ブクログ
既刊3冊一気読み。面白かった。続きも絶対読む。
いつもいく古本屋で1、2巻が面陳されていたので、手にとって、そのまま購入。面白かったので、3巻もすぐに入手。
絵も美しいし、男性の背中の画がすばらしい。特に、兄基の小さい烏天狗の翼をはやした背中は絶品。
天狗の設定も面白いし、飯綱の兄弟が仲良くなっていくのも優しい気分になれる。そして、食へのこだわりが凄まじい。
なんといっても、白い立ち耳犬”むぎ”最高。ただの犬ではない。むぎを見るためにだけ課金しても良い作品。願望具現型ファンタジーですな。
匿名
天狗兄弟のスローライフ
主人公の飯綱オンは14歳の男の子。
ニューヨーク育ちの彼はある日、びっくりするようなことを聞かされる。
自分の母方の家系が天狗の末裔であるということ、もちろんオンも天狗の末裔であること、そしてその末裔たちは14歳から一年間俗世を離れて隠遁生活を送らなければならないことだった。
そしてそこには今まで会ったことのない年の離れた兄である飯綱基がいるのだった。
天狗の末裔の子たちは隠遁生活が明けるとほとんど元の生活に戻るのだったが彼はそのまま天狗の里に15年いる変わり者だった。
そんな中いきなり兄弟で同居することになったのだが、現代では考えられないくらいに丁寧な暮らしをしている基にたいして文句を言いながらも隠遁生活を満喫するオンだったが……。
おなかがすいている時に読んではいけない作品だなぁと思った。
くるみのやつは市販で作れそうだなぁと思った。
好みではない
セリフ、言葉のチョイスが好みでは無いというか気になります。なんだろう…。完全に好みの問題なんですが、なんか…ちがう…?あと、オンがうるさい。
地に足のついたファンタジー
この発想はどこから来たのでしょうか。
地に足のついた普通の日常を描いたファンタジーが新鮮でした。
お料理漫画としてもおもしろいです。
ちょっと他では見たことのないお料理が出てきて、
自然の恵みのありがたさも感じられます。
ただ、一年限定とはいえ、義務教育の年齢のオンは学校に行かなくてもいいのか?
基は衣服の購入や健康保険料を払うための現金を、どのようにして得ているのか?
1巻では全く説明がなく、かなり気になりました。