あらすじ
「おれはまだ、生きているぞ。もっとも、死神を連れあるいてはいるがな」。六和塔の一騎打ちの末、戴星は仲間と別れ、己を狙う刺客・殷玉堂と手を組むことに。一方、希仁たちは宝春を「妹々」と呼ぶ謎の女性と邂逅し――。中華歴史ファンタジー、急転の第三巻!〈全四巻〉
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Posted by ブクログ
切ない涙腺崩壊場面も増えてきました第三巻!
主人公格は三人いるんだけど、その他の脇役とも言える人たちの描き込みも細かくて、それぞれに感情移入してしまいそうで、いい!!
【微ネタバレあり】
私のイチオシは陳琳。主人公たちを陰ながら助ける宦官です。敵方に潜り込んでいわばスパイのようなことをしているんだけど、バレないように、愚鈍で仕事のできないふりをして、嫌がらせにも耐えて…それが17年間だよ!?信じられる!?涙無くしては読めない〜。
主人公の養父母も最高にいいんだよねえ。特にお母さんね。美人というわけではないけど人柄が滲み出たようないいお顔をされてるそうな。私もそんな人間になりたいわ。
止められずに四巻に突入!!
Posted by ブクログ
皇帝の失われた嫡子。彼に仕えることを天命で定められた少年たち。
過去のわからない少女。
彼女が生きるべき世界は仙界か、現実か?
こういう小説は王道になるのでしょうが、最後まで彼らの旅を見届けたいと思わせるのは、作者の力量。
さて、残念なことに残り一冊となりました。