あらすじ
「これより、桃花源へ、お連れいたしまする」。仙人・崔秋先の導きにより、一行は遂に幻の郷へと辿り着く。しかしそこに不死の力を求める皇后の配下も現れて――。悠久の時を見守る桃の老木の下、戴星たちの最後の戦いが始まる。中華歴史ファンタジー、大団円の最終巻!〈全四巻〉
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Posted by ブクログ
完結巻。
いやー面白かった…!
なんで今まで知らない作家さんだったんだろう…もっと早く出会いたかったなぁ。
ラノベでデビューされた方だけあって、キャラクターが生き生きしてて特に主人公の話を引っ張っていく力が強く感じる。
女性キャラが敵役も含めてみんな好きだ。
ヒロインの桃花はもちろん可愛いし、狄妃が流石すぎた。劉皇后もなんだかんだ嫌いになれなかったし。
包丞を主人公にした話もあるんだけど、こちらは本作と地続きのスピンオフか、それとも別なのか。
気になるので年明けに探してみよう。
Posted by ブクログ
完結…!
最後まで一切の無駄がなくて、読む者に爽やかな涙を流させる作品!!
【ネタバレあり】
まさかの包公さまの裁判を描いてくれるとは!!
(説明しよう。包公さまは宋代の名裁判官なのだが、なんとあの世とこの世を行き来でき、閻魔さまとお友達で、亡くなった霊を呼び出して裁判ができるという特殊能力があるという設定なのだ!京劇のお芝居では顔は真っ黒い隈取りなのだ!!)
痛快だったなあ。
そしてそして、最後の最後で白玉堂誕生の瞬間が!これはもう大興奮せずにはいられません!!
たくさんの登場人物が入り乱れる中で「どちらが正でどちらが邪だった」か、「どちらが(中略)味方だった」のかわからない終わり方。すごく好みです!!
Posted by ブクログ
旅は終わり。
新しい旅が始まる。
まさに王道! 読んでいて楽しかったですね。
去るもの、残るもの。それもまた人生。
良きかな、良きかな(^^)