あらすじ
両儀式とその友人・黒桐幹也の前に再来する殺人鬼。忌まわしい邂逅が、式を苛む“殺人衝動”を加速させていく。式と幹也の赴く果てに、真実を告げる記憶の“境界”は開かれるのか――!? もはや伝説となった同人小説から出発し、“新伝綺”ムーブメントを打ち立てた歴史的傑作――。
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Posted by ブクログ
なんだかんだいっても、僕は黒桐幹也と言う普通だけど普通じゃない青年が大好きなんです。
確かに式(織)は格好良い。
でも、式は織がいなきゃならない。
織は式がいなければならない。
絶対に一緒にはなれない。
自分はそんな人格にはなりたくない。
エンディングで第三人格のシキが出てくるのは何となく予想できました。
だけど、「また、明日会えるのに」というセリフに対して黒桐は何も言えないんですよ。
明日会うのは「シキ」じゃなくて「式」だから。
彼が愛して、惚れたのは「式」であって「シキ」では無いから。
最後が本当に深いです・・・。
後一つ言わせて貰うと、黒桐も式みたいな異常者を愛せるところで、既に他の人とは少し違うと思います。
Posted by ブクログ
この作品を完全に理解、いや8割理解するにしても一回読んだだけでは足りないと思った。アニメ(式と幹也の関係に焦点を当てたテレビの編集版だけど)を観て、よくわからないという思いをずっと燻らせ続けて数年、小説を読めばもっとすっきりするのではと読んでみたが、物語の核心を突くことができないというか、本質的なところに感情移入できないというか。でもスラスラと、楽しく読ませていただきました。
個人的に、自分の起源は何なのだろうかと思った。