あらすじ
東日本大震災から1年以上過ぎても、復興の見通しが見えない日本。動くべき政治家たちは政争に明け暮れ、先送りの構図に何の変化もないままだ。しかし、世界は大きく動いている。この激動の2012年に世界の新リーダーが登場する。彼らは、問題山積の世界をどこへ導こうとしているのか。復興の年となるのか、それともさらなる混乱か。転換期にある現代社会を読み解くために欠かせない、池上彰の“シリーズ100万部突破”新書の第3弾、最新版の登場。ビジネスに、教養に、そして受験に、就活に。幅広い読者のニーズにこたえる汎用性の高さ、といった特長は変わらない。老若男女問わず、すべての現代人に贈る必読の書!
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Posted by ブクログ
二日前に、女性ジャーナリスト山本美香さんがシリアで戦争に巻き込まれ死んだ。この本でちょうど学んだ日のことだ。残念で仕方がない。シリアで起こっているのは、独裁者(大統領)側と反政府側での対立。ここ1、2年の間に『アラブの春』(独裁者滅亡)が各国で起こり、現在シリアで紛争している。その独裁者側の兵士に撃たれたのだ。
この本は、朝鮮戦争のことがかかれていた。日本が支配していた朝鮮半島があったが、1948年に戦争で分かれた。ソ連がこのままでは行けないと反戦、するとまずいと思ったアメリカが南から攻めてきた。そして、今は休戦中。アメリカが半分にわけようと提案し今に至るまで。
他にも東日本大震災、原発など、何度も読み返しい本である。
Posted by ブクログ
著者がテレビの定期出演をやめた時の経験からメディアの劣化を指摘したところが、真相はそうであろうな、と思わせた。
「食事のおいしくない国は戦争に強い」は、誰でも思うことなのではないか? 食事が好きな人は。
Posted by ブクログ
シリーズ3作目ですがまたまたニュースで知ったかぶりをしていた
(知った気になっていた)事柄について歴史的な背景を含めて
おさらいをすることが出来たかなと思います。
惜しむらくは発刊から半年以上経ってから読んでしまったこと。
やはりこの手の本は出てすぐに買うべきですね。
当然今読んでも知識を得られるという点では間違いないのですが
やはりその時に知っておくべきことというのがあると思うんです。
そういうのを逃さないためにも常に新しい情報を追うという
姿勢は持っておきたいものです。
ちなみに現在もまだまだ緊迫した情勢が継続しているシリア問題に
ついても歴史的な背景から学ぶことが出来ますし
この前提を知っているか知らないかでニュースの受け取り方も
変わるかなと思います。