あらすじ
お前が、俺の唯一だ。俺の妃は、お前しかいない
身代わりで初恋の人の花嫁に!?
王女の身代わりにゼーフェラング国王シグリッドに嫁いだアメリア。だがシグリッドは彼女をひどく警戒し、視界に入るなと冷たく言い放つ。実は彼は以前のアメリアを知っていて彼女が身代わりと分かっていた。「離れている間、俺はずっとお前が恋しかった」誤解が解けた後、真摯に情熱をぶつけてくるシグリッドにアメリアの心と身体も熱く蕩けて!?
感情タグBEST3
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突き放しからの溺愛
ナツ先生の作品が好きです。そして女性が苦手で冷徹な男性がたった1人の女性に心を通わせ溺愛していくストーリーが好みです。なのでこの作品はドンピシャです。ヒロインは芯が強くて聡明です。そんな彼女が訳あって身代わりの花嫁として他国に嫁ぎ、ヒーローや嫁ぎ先の国を騙している罪悪感に苛まれつつ、初恋であるヒーローに少しずつでも自分に心を寄せていって欲しいと願いあれこれ奮闘します。でもヒーローに「自分の視界に入るな」といい放たれたシーンから、誰にもその状況を言えずに言われた通りに行動する場面は、切なくて胸がキューっと締め付けられました。ヒーローの理解者で右腕の近衛隊長がこの物語の全てに於いていい働きをします(笑)
素敵なストーリーでした。
Posted by ブクログ
健気で頑張りやさんヒロインの、すれ違いジレジレラブストーリ。
最初ヒーローはヒロインの事を好きだと自覚しておらず、ヒロインの事を誤解しかなり手酷くあしらってとても可哀想な思いをさせてしまいます。
ヒーローは腹心から指摘されて初めて、恋心を自覚します。
恋心を認めてからの反省ターンは甘々溺愛モードです!
作者買い
繊細かつ豊かなストーリー展開に魅了される。
作者様らしい熱を感じる心理描写にまた心を奪われてしまった。
印象深いシーンが多すぎて、感動が大きすぎて。
読んで欲しい、心から。
泣いた
作家さん買いです。
もう切なくて切なくて、何回かどうにも泣けて困りました。
一途に想いを捧げるアメリアに、自衛のためとはいえ冷たい言葉を浴びせるヒーローがまた切ない。
ヒーローも全然悪いやつじゃなくて、ただただ過去のトラウマから臆病になってるだけなのだけど、だからといって何言ってもいいわけないし、でも言わずにはおれなかった気持ちも分かるし、彼が後悔するシーンはとにかく泣けました。
ラストは未来を夢見る2人が見られて本当によかったです。
よく練られたお話なので、色々な障害もきちんとやってきては片付いてゆくのも小気味よく、読後はよかったねぇぇ!の嵐です。
イラストも美しくてよかったです。
次も楽しみです。
Posted by ブクログ
身代わりとして嫁いだヒロイン。ヒーローは結婚式の時点で身代わりを見抜いていて、何か策略があるのではないかと疑心暗鬼。
前半の嫌われっぷりからの、真実からの、ヒーローの盛大な後悔からの、溺愛…!最高です。ナツ先生らしく巻の前半と後半の温度差で感情が持っていかれました。
とても好き
この作家さんの評価が皆さんとても良かったので初めて読んでみました。
期待以上に素敵なお話でした。涙腺崩壊で涙が止まりませんでしたが、最後はハッピーエンドで気持ち良く読み終えました。他の作品も読んでみたいと思います。
作者さん買い
作者さん買いです。
この作者さんは本当に心理面ややり取りを描くのが上手いなぁと改めて思いました。
例えばヒーローがヒロインの正体を知ってヒロインと話す場面、ヒロインが周りから受け入れられるもずっとついててくれた婦人と涙する場面など、本当に涙しました。
この手のTL小説やラノベを月に何冊も読んでいるのでこれと言って特別なストーリー性などは感じない当方です。この作品も身代わりがテーマで意外性などは皆無なのですが、それでもそんな当方を泣かせるってすごいことだと思います。個人の好みの問題もありますが素直に凄い作品で作者さんだと思います。
匿名
♪
好きな作家さんです。未読でしたので購入しましたが刺さりませんでした。再読は多分なく残念…
この作品ように国政等が混じるお話より、人の心の機微を丁寧に綴るお話の方が、好ましいと存じました。