あらすじ
黄金の龍の如く、“後宮”を駆け上れ――。7世紀の唐王朝。父亡き家を支えるため懸命に生きる少女・武照(後の武則天)。病気を患った母の為に奔走する武照だったが、貧困の魔の手が少女へ襲い掛かる――。中華史上唯一の女帝・武則天の生涯を描く、中華後宮ロマン開幕――!
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Posted by ブクログ
中国史上唯一の女帝、則天武后、今は武則天の一代記。武照のちの武則天が13歳から物語がスタートする。父親亡き後、腹違いの兄から冷遇される武照一家。中国の古い儒教的価値観の中では女は男に従わなければならない。ある日、後宮の妃付きの宦官に目を留められ、後宮入りを打診される。母が病死し、弔いさえ満足にできない事と残された祖母と妹を守る為に、後宮へと向かう。後宮は皇帝の寵愛を何千人もの女が奪い合う場所だ。早々に四妃の一人、楊淑妃とやり合い、後宮の恐ろしさを知る…。武則天は日本で言えば天智天皇とほぼ同い年。日本はまだ飛鳥時代だが長安では文化や交易などが格段に進んでいる。武照が長安入りした時の様子はよく描かれている。純粋無垢だった武照がこれから冷酷な武則天へとどう変わっていくのだろうか。