【感想・ネタバレ】愛憎の檻 獄医立花登手控え(三)のレビュー

あらすじ

娘の病を治したお礼にと、登に未解決事件の情報を教えてくれた男が牢の中で殺された。大胆な殺しの後、ゆうゆうと出牢した犯人を追い、登は江戸の町を駆ける――。家では肩身の狭い居候だが、悪事には敢然と立ち向かう若き牢医師・立花登が、得意の柔術と推理で事件を解き明かす。大人気時代連作第3弾。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

獄医立花登手控えシリーズ第3巻。《奈落のおあき》従姉妹ちえのグレ仲間で登に好意を寄せていたおあきをたどる編、《白い骨》入牢中の鋳かけ屋嘉吉が、登に頼んだ娘の重病を治してもらったお礼にと、未解決の3年前の1家7人殺しの情報をもらしたのだが、その直後牢の中で巧みに殺されてしまい登は、犯人を追って江戸の町を駆けることになるのだが…。叔父の代理を勤めさせられ世話になる叔父一家に不満を持っていた登が、心身共に十分に成長し起倒流の柔術の技と冴える推理で、捕り物に人情とミステリを上手く絡める次巻で完結は残念。

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2013年11月17日

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