【感想・ネタバレ】春秋の檻 獄医立花登手控え(一)のレビュー

あらすじ

江戸小伝馬町の牢獄に勤める青年医師・立花登。居候先の叔父の家で口うるさい叔母と驕慢な娘にこき使われている登は、島送りの船を待つ囚人からの頼みに耳を貸したことから、思わぬ危機に陥った――。起倒流柔術の妙技とあざやかな推理で、獄舎に持ちこまれるさまざまな事件を解く。著者の代表的時代連作集。

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Posted by ブクログ

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獄医立花登手控えシリーズ第1巻・全四部作の市井物連作短編。NHKでドラマ化され主人公立花登に中井貴一がドラマデビューし、相手役従姉妹の小牧ちえ役に、当時ミノルタカメラのテレビCMで大反響となった女子大生タレントの宮崎美子が演じている。江戸小伝馬町の牢獄に勤める青年医師・立花登。居候先の叔父の家で口うるさい叔母と驕慢な娘にこき使われている登は、島送りの船を待つ囚人からの頼みに耳を貸したことから、思わぬ危機に陥った。起倒流柔術の妙技とあざやかな推理で、獄舎に持ちこまれるさまざまな事件を解く。全巻購入分

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2013年11月11日

Posted by ブクログ

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立花登は町医者である叔父の元に居候しているが、怠け者の叔父の代わりに代診だけではく獄医の仕事まで押し付けられてしまった。まだ若い登は罪人達の言葉を聞き流すことが出来ず…。「雨上がり」「善人長屋」「女牢」「返り花」「風の道」「落ち葉降る」「牢破り」の八編からなる短編集。

やわらの達人である登が格闘するシーンが熱い。でも、藤沢周平の書く獄医の話!おもしろそう!と読む前からの期待が大きすぎたのか、あまり印象に残りませんでした。読者を江戸の世界に引き込む巧さはさすがの一言。2巻以降の展開に期待します。

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2012年08月27日

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