あらすじ
「通りすがりの男の安否」を調べてほしいという奇妙な依頼が。しかし、もものきの困った「体質」はこの単純そうな事件を大事に?
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Posted by ブクログ
やる気のない探偵さんのお話です。いつもながら、魅力的な登場人物が盛りだくさん!まだこの著者の本の中ではずれはないです。デルフィニアと比較してはいけないのですがあのシリーズがあるので-1。すみません。
Posted by ブクログ
あれ?またお金持ちのお話(笑)なんだろう、遺産相続にしても旧家の諸事情にしても、何か恨みがあるのかといわんばかりだが、こういうのは題材になりやすいのかもしれない。相変わらずの百乃喜だけど、今回はなんだか印象が薄かったな。中盤までは蓮くんとその後輩の出番が中心だったし。1巻では雉名と彼のお仲間の活躍も巻ごとに中心が変わるのか?それにしても根が貧乏人なので、お金持ちの考え方は分からんが、お金に汚い人はたくさん見てきているので小説の中の話ではあるが、深く共感できる部分も多々あったな。「自分で稼いだ方がはやい」…なかなかカッコいい言葉だが、現実は厳しいもんだ、うん。
Posted by ブクログ
やる気のない探偵事務所の所長と美人で優秀な助手が事件を解決する。
通りがかった喫茶店で起こった事件の被害者が無事かどうか確かめてほしいという奇妙な依頼を受け、調査していくうちに色々な事件が起こる。
単純で面白い。
Posted by ブクログ
殺人未遂事件という小道から入って、うろうろして”実父の遺産相続争い”という大通りに出たら、枝道に入り”婚約者の母の遺産相続”へ行ってしまったという話。出て来る女性が個性豊かで、あり得ない家庭の事情とかを楽しませていただきました。
モモタロウ一家シリーズだと思ったけど、他の面々の活躍はあまりなくて残念。人物紹介のイラストはとっても役に立ちました。
Posted by ブクログ
二巻目。
うん、面白いのだがどうせなら他のメンバーをもう少し掘り下げてくれてもよかったなと思ったよ。癖のあるメンバーが主人公以外にもいるのだから、ちょっと寂しい気持ちになったな。
それでも人の汚さと純真さが垣間見えて、ああ、でもそうだよねと納得して、そしてそれはすごいねと引いた。
今回は百之喜がメインと捉えていいんだろうか。主人公なのに風華さんが目立ちすぎて相変わらず印象が薄いです。
Posted by ブクログ
基本頭のおかしい人が出てきて、コテンパンに論波する という流れだが、
着地点がいつも予想外なのは凄いと思う。
気軽に楽しめる感じだが、
デルフィニアが例外なのだろうか、
天使シリーズと流れは一緒な気がする。。。
Posted by ブクログ
電車の中で読み終わりました。
最近、普通の本は電車内で……そうじゃない本は自宅で読むのが日課です。
さて、話のあらすじですが。
やる気のない事務所社長の百之喜の下に新たな依頼が持ち込まれてきました。
それは、通りすがりに偶然助けた(かもしれない)相手の無事が知りたい……というとてもとても善意から出たもの。
おまけに、その助けた相手の名前も勤め先も分かっている……というのだ。
そんな簡単な依頼ならば百之喜は大喜びで引き受けるけれども、それが何やら怪しい方向に……。
調べれば調べる程、出るわ出るわ、怪しいことだらけ……。
それが百之喜の体質だと知ってはいたけれど、まさかそのようやく見つけ出した相手が命を狙われている……なんて……。
段々込み入ってくる状況の中、その助けられた相手である樺林の周りではかなり込み入った事情があるようで……
という話でした。
周りの人はすごく真っ当なのに、その更に外側にいた人が、全然まともじゃない。このまともじゃない感じにはものすごく覚えがあるんですが……それはともかく。
どうしてこうもお金の周りには変な人たちが集まってくるのか……。
世の中って怖いですよね……。
Posted by ブクログ
事の発端というか入りは結構好きだったけれど、全体的には割と普通な印象。何も考えずにサクっと何かを読みたい時に読める感じ。旧家だったり遺産問題だったり、またこういう一族のどろどろした関係が出てきたのは、もものき事務所が探偵社もどきだから故なのかしら?嫌いな訳ではないけれど、後半一気に色々な親族の名前が出てくる上に関係性がややこしい為、そこだけは若干混乱し、家系図をかきたくなった。でも、前作の旧家のエイリアンな感じや近作の理解不能な一族の感じは意外とリアルだと思う。折角の個性的な友人たちなので、もう少し出番があっても良かったなぁ。
Posted by ブクログ
≪内容覚書≫
もものき事務所シリーズ2作目。
簡単そうだと思って引き受けたある人の安否確認の依頼が、
実は殺人未遂で、しかも遺産が複雑に絡み合った問題だった?
さて、今回ももものき事務所は真相にたどりつけるのか。
≪感想≫
主要登場人物が多すぎる…!
少しずつ増えるならまだしも、多分作者の中にいる人物を
一斉に出してくるせいで大パニック。
せめて一人ずつ中心となる巻を経て、
大集合していただきたい…!!
今回は、親族関係がわらわらと増えて、もはや面倒レベルだった。
良いも悪いも極端まで描いてくれる作者さんが大好きだけれど、
このシリーズに関しては、
どれが主人公で、どこが見せ場かはっきりせず、
ちょっと物足りない。
楽しくないわけじゃないんだが。
活躍する中心がいてくれるともうちょっと楽しめそう。