あらすじ
アフリカの呪術医研究の第一人者、大生部多一郎は、テレビの人気タレント教授。超能力ブームで彼の著者「呪術パワーで殺す!」はベストセラーになった。しかし、妻の逸美は8年前の娘・志織のアフリカでの気球事故での死以来、神経を病んでいた。そして奇跡が売り物の新興宗教にのめりこんでしまった。逸美の奪還をすべく、大生部は奇術師ミラクルと組んで動き出す。
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Posted by ブクログ
呪術、奇術、宗教とスピリチュアルが詰め込まれていた。
他の小説と比べて漂う空気が異質だと感じた。
娘がアフリカで亡くなる。妻が新興宗教に入信する。でも家庭は暗くない。
主人公がどこか抜けているから。明るい性格で、息子と仲がいい。息子の手料理を食べる場面があった。
アフリカをもう一度調査したいとお金を貯めていた。まだまだ生きたいという声が聞こえてくる。陰と陽の現実が混じり合っている。中庸小説。
不意打ちみたいに潜入アクションがはじまって、そんなこともやるのかと驚いた。
Posted by ブクログ
おもしろい!2冊目への引力がすごい。
3冊と長くて、新興宗教とかトラウマとかその辺のテーマが続くのかと思いきや、この巻で一旦区切りをつけてくれるあたりが、次の展開への期待を高めてくれる。
すぐ2冊目読もう〜。
Posted by ブクログ
本好きな芸人の方々がこぞって一番面白い小説とおっしゃっていて、ずっと気になっていて読んでみました。
最初の20ページくらいの文体は「純文学ってこんな感じでしょ」っていう皮肉も込めて描かれているらしくて、エンタメ好きな人からすると少し退屈だとも聞いていたのですが、純文も好きな私にとっては冒頭からめちゃくちゃ好きな文体で面白くよみました。
Posted by ブクログ
おもしろかった。各キャラクターのおもしろさと、インチキをあばく展開。そしてややアフリカと娘志織の死に関して今後何か起こるのかと2,3が楽しみ。
逸美が元気になれたのは、一度新興宗教の洗脳にかかり、そこから脱出できた過程があったからなのかな。秋山ルイによると「ひどいトラウマ。10年、20年でなおる傷じゃない。大宇部が家庭をほったらかしにしているから余計に悪い」と説明されていたが、アフリカ渡航を前にして元気になった。アフリカにまた向かうことがまたトラウマを引き起こすように思われるが、その逆のようで、今後の展開が楽しみ。
あらすじメモ
冒頭の隆心師と弟子、今後また登場するのか?
アフリカの呪術医の研究で功績を残した民族学者の大宇部太一郎教授。8年前に調査地の東アフリカで長女の志織が乗っていた気球が落下し死亡。大宇部はアルコール依存症に、妻の逸美は心を病み、新興宗教「聖気の会」にはまる。
大宇部は番組出演をきっかけにMr.ミラクルと知りあう。Mr.ミラクルはマジックは娯楽として楽しまれてほしいが、宗教家や似非超能力者が人をだますために使うことは許さない、と超能力あばきを行っている。
Mr.ミラクルにより、聖気の会の心玉大師の種明かしがなされ、逸美は洗脳を解かれる。その後手下が逸美、息子の納を連れ去ろうとやってくるが、テレビプロデューサーの馬飼が登場し救ってくれる。そしてアフリカでの番組を打診される。
Posted by ブクログ
面白い。
ミラクルの超能力暴きが痛快で楽しませてくれる。
出てくるキャラクターがどれも個性的なのも楽しい。
心玉のテレビに映る顔が歪んで怪物のようになるのが、これから先の展開に待っているであろう不穏さを演出していていいシーンだなと思った。
序盤が読みにくいという評を聞いたけど、意外とそんなことなくて割と序盤から楽しめた。
必要以上に身構えていたから、思ったほどじゃないなと思えたのかも知れないけど。
1の段階では、それほど意外性はないというか、オーソドックスな話だったのがちょっと肩透かしくらった気分。
でも、ほどよくアクションもありエロティックもありでエンタメとして十分楽しませてくれる作品。
ここから、どんどん面白くなっていくらしいから続きが楽しみ。