あらすじ
公爵令嬢アンネリーゼは、憧れていたルーファス王子の「婚約者は誰でもいい」という台詞を聞き大ショック。拒否するも、兄の策略で婚約者候補筆頭となり、宮廷に部屋を賜るアンネリーゼ。本当に愛しあって結婚したいと、ルーファスの求める従順な女性とは正反対の態度をとるが、それがなぜか「面白い女」とルーファスの興味を引いたようで!?「君以上に王妃に相応しい女性はいない」と、最奥まで疼くような愛撫で身体を絶頂へ引き上げられ、純潔を散らされて……。自分だけを見つめて欲しいのに、誰でもいいという言葉にアンネリーゼは素直になれなくて――。恋に興味のなかった王子様と愛を大切にしたい公爵令嬢の溺愛!!
※こちらは単話1~6話のセット版です。重複購入にご注意ください。
感情タグBEST3
回避出来ないので
憧れが音を立てて崩れた後、立場上なし崩しに婚約せざるを得ない状況で、ヒロインはちょっぴり抵抗を試みるお話です。自分の代わりにしようと思っていた令嬢がどうなったのか気になります。
作者さん買い
王子の婚約者に選ばれるけれど、女なら条件が合えば誰でもいいと話しているのを聞いてしまい、自分自身を求めてもらえないなら婚約者候補から外してもらおうとするヒロインのお話。
作者さんの書く賢く美しいヒロインが好きです。
今回のヒロインも賢く優しい素敵な女性でした。
王子がぶきっちょでおもしろい
理想の王子様であるルーファスと婚約することになったヒロインが、彼が理想の王子様ではなかったと気づくところからお話が始まってあの手この手で婚約を回避しよいとするストーリー。
あの手この手を打ちつつも王子様に惹かれていくのを止めようと頑張る姿もいじらしいし、勉強に励む姿もかわいかったです。
カーズという学者っぽい男性がとてもよかったけれど、彼もルーファスだったというラストにはびっくり。
彼のぶきっちょぶりが分かってニヨニヨしてしまいました。
おもしろかったけど、第三者が見てるように書いた方がきっとおもしろかっただろうなというのだけ残念でした。
ヒロインが素敵だったな。愛してくれる人と結婚したいという気持ちを大事にして、他の候補者探したり(もちろん、すんなりうまく行くわけでもないけれど)、王子が幸せになれるように、と考えてるの良いなあと。勉強家で人を思いやれるのは素敵だなと思いました。
ん~
なんか日記を読んでるよーな平淡な物語っていう印象。後半にTL要素を盛り込んだってだけで悪い訳ではないけど読んで読んでってお勧めする程でもないかな?
さっくり読む感じ
カーズの正体は何となく予想出来ました。
トラブルもあっさり終わり、よく他の作品なんかでは、後処理忙しく中々会う時間取れず、ジレジレ期間とかありますが、それもなくあっさり完結(^_^;)TLとしてはラブシーン1回と少なく、物足りないかと思います。
もう少し内容盛り込んで欲しい感じでした。
安牌
作者さん買いです。
読み始めてすぐにいつもの作者さんのヒーローらしくないなぁ、と思いましたが、すぐにいつもの調子になりました。安心牌です。王子様なので女性受けする理想の王子様像を演じていただけで、お忍びの流しの剣士は作者さんらしい俺様ヒーローでした。ヒロインもあいも変わらず一般的な貴族令嬢らしからず、政治経済に興味を持つヒロインでした。