【感想・ネタバレ】活版印刷三日月堂 星たちの栞のレビュー

あらすじ

川越の街の片隅に佇む印刷所・三日月堂。店主が亡くなり、長らく空き家になっていた三日月堂だが、店主の孫娘・弓子が川越に帰ってきたことで営業を再開する。三日月堂が営むのは昔ながらの活版印刷。活字を拾い、依頼に応じて一枚一枚手作業で言葉を印刷する。そんな三日月堂には色んな悩みを抱えたお客が訪れ、活字と言葉の温かみによって心が解きほぐされていくのだが、弓子もどうやら事情を抱えているようで――

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

少ししずかな雰囲気をまとった素敵なお話。
活版印刷を通して登場人物たちが少しずつ繋がって、進んでいくのがすごく良い。
義母から譲り受けた本なのですが、続巻も買って読みたい。

0
2025年09月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

別シリーズでほしおさなえ さんにドはまりして
こちら2冊目。

毎度思うが、日本語が本当にうつくしい。
ほしおさんの言葉に対する感覚、センスが文章を通して伝わって来て、他では味わえないような心が満たされる感覚がある。
日ごろ、私は、日ごろそこまで日本語に対して研ぎ澄まされた感覚がない。でも、ほしおさんの文章を通して、いつもは感じない語の海に浸れる。

奇をてらった文章や構成ではないはずなのに、何気ない一語一語が心に染みいってくる。

そして案の定、ラストでは涙ぐみながら読みましたとも。

0
2025年07月16日

「小説」ランキング