【感想・ネタバレ】サラバ! 中のレビュー

あらすじ

2015年本屋大賞2位!作家10周年作品。

両親の離婚、そして帰国。母の実家のそばに住む母子三人は、次第にバラバラになっていった。
母は頻繁に恋人をつくり、サッカーに興じる歩は高校で同級生の須玖に影響を受けていく。姉は、近所に住む矢田のおばちゃんが宗教団体の教祖のように祀り上げられていくなか、次第にそこに出入りするようになった。
そして、阪神淡路大震災が起こった。それは歩の生活にも暗い影を落とし、逃げるように東京へ向かう。脳が蕩けるような学生生活を経て、歩はライターになった。だが、その先で、ある取材を依頼される。そこには変わり果てた姉が絡んでいた。

(底本 2017年10月発行作品)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

僅か2回の通勤時間で読み終えてしまった…!
歩の学生期が淡々と(色々起こりはするものの)過ぎていくだけかと思いきや、喪中に返り咲く母、巻貝の姉、俗世を捨てた父…圷家イベント起こりすぎ。おかげで最後の1行まで、絶対に読み落とすものかと、かじりついて読みました。残り一巻しかないなんて…!(もっと読んでいたい!)

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2025年11月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ


歩の中高大社会人初期までが描かれていた。
この小説での好きなポイントは性的ではないが男性同士が人間的に強く惹かれる様がテーマの一つにあること。
須玖との関係は性的関係さえないが、恋人のそれに近い独占欲と好意を感じる。
他にもエジプト時代の少年や、いとこの義一、高校の同級生の林など、同性愛、ゲイがかいまみえるシーンが多い。

また精神的な衰弱、関連した宗教・信仰心もテーマの1つである。
何か頼る先を求めている人にサトラノコヲモン様をつくったおばちゃんの、純粋な気持ちには、宗教者としてのあるべき姿を感じてしまったし、いかに自分が宗教的なものに忌避感を覚えているかも感じた。
とにかく純粋であってくれたことが嬉しかった。
そして、名前の由来には大いに笑った。
あの話のトーンであんなことになるとは。笑


女姉妹の中で育ちゲイ、精神的に不安定になった経験のある自分と重ねざるを得ないシーンがいくつかある。
歩の中の人生の中で大きく爪痕を残してきた人物たちとこの後どうなるのかすごく気になる(特に須玖とお父さん)、早く下巻が読みたい

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2025年09月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ


今橋歩。両親が離婚し、母親に引き取られる。帰国し、祖母と同じ町内に住む。苗字が圷から今橋になる。存在を消すという伝家の宝刀を持つ。男らしくなるため、サッカーを始める。高校2年で優子の家で童貞を捨てる。東京の大学に進学する。大学2年で映画サークル「キネマトクラブ」に入る。小さなレコードと本を売っている店「オッド」でアルバイトをする。大学を卒業しても就職せず、そのままオッドにいる。オッドでポップを書く。

ゼイナブ
エジプトのメイド。

僕の母
今橋奈緒子。離婚後は様々な恋人を作る。再婚して小佐田となる。

僕の姉
圷貴子。父についてドバイに行く。帰国して、神出鬼没のアーティストとして、ちょっとした有名人になる。

僕の父
圷憲太郎。ドバイに転勤になる。

増田
エジプトでの姉のクラスメイト。帰国するため恋を終えた。

夏枝おばさん
母の姉。三人姉妹の二番目。祖父似。独身で実家に住んでいた。

僕の祖母
歩の母の母。母の容姿は祖母から引き継がれた。

ヤコブ
エジプトでの僕の親友。

会田
僕のクラスメイト。

長木
転校して初めて僕に話しかけてくれた。

大津
オーツ。僕の親友。僕をイマバと呼ぶ。お父さんは柔道の先生をしており、小さな頃から柔道を習っている。

室井
僕のクラスメイト。いつも同じ服を着て、痰をからませていた。

大嶽
姉のクラスメイト。

治夫おじさん
好美の旦那。紅茶や茶器などを輸入、販売する会社を経営。自殺未遂。

好美
母の姉。三人姉妹の一番上。祖母似。

矢田のおばちゃん
「サトラコヲモンサマ」という神様のようなものを祀っている。姉に影響を与える。僕らが小さな頃、ローラースケートパークだった土地の一角にサトラコヲモンサマの新しい家が建った。

安井
姉は美人のヤンキー。

小池
サッカークラブで一緒で、中学でも同じクラス。

大垣
サッカークラブで一緒で、中学でも同じクラス。

長内
環境クラブという地味なクラブに所属しているが、恋愛ブームに最初に火をつけた。

土生ちえり
環境クラブ。長内とつき合い始めた。

雑賀真琴
サッカー部内で4人が好きな陸上部のショートカットの女子。バスケ部の須崎と付き合う。

遠地香苗
すね毛が渦になっている。

城之内より子
眉毛が繋がっている。

有島美憂
僕の初めての彼女。部活に所属してない。

八幡恵子
僕のクラスメイト。美憂と仲が良かった。

滝谷
顧問。

溝口
一番好きな玖波沙織にフラれて、2番目、3番目と告白してゆく告白アディクトみたいになっていた。7番目に好きな子に告白して成就する。サッカー部。

高知
サッカー部の雑賀を好きだった4人組のひとり。

青田
ブルー。僕の高校の担任。髪をびちゃびちゃに濡らしてる。理由は3年間分からなかった。

高岩
のちに仲良くなる。ニキビだらけの顔。

須玖
サッカー部。サッカーがうまい。普段はおとなしいのに、ピッチに出ると人が変わったようにアグレッシブになる。「今俺がおる世界以外にも、世界があるって思える。」という言葉が、後に歩に影響を与える。

吉行
ナヨナヨしていて、とても分かりやすい生徒。気持ちは女。同級生や上級生に、果敢に告白していた。


ナヨナヨしていて、とても分かりやすい生徒。気持ちは女。同級生や上級生に、果敢に告白していた。須玖のことが好き。

明日香
文化祭に来た女子高生。ボブヘアー。

裕子
文化祭に来た女子高生。髪の長い女の子。僕の彼女。母子家庭。母はバリバリのキャリアウーマン。

阿部
高校の時の鉄道オタク。

山岸
高校の時のアニメばかり見ているやつ。

若田
映画サークルにいる同級生。同時に文芸部にも所属。

水木
映画サークルの女子部員。4年生。副部長の彼女。

高崎
映画サークルの副部長。

小杉
法学部の生徒。映画サークル。異常なまでのSF映画マニア。

六田
社会学部の生徒。映画サークル。映画には明るくないが、つげ義春に関しては、誰にも負けない知識を持っている。

鴻上なずな
映画サークルに入った女子。股のゆるい女の子。14人いた部員のうち、12人とやった。僕の人生において初めての女友達。


僕の恋人。アルバイト先のCDショップで知り合った1歳年上の女の子。

尾上レイ
鴻上の毒牙にかかってない。ハーフ。敬虔なクリスチャン。

唐島
レコードと本を売っている小さな店「オッド」のオーナー。

まなみ

義一

文也

雑誌「VOL」の編集長
僕のコラムを面白がってくれて、仕事をくれるようになった。

紗智子
僕の恋人。ふたつ年上。フリーのカメラマン。

石崎
地元に残った中学の同級生。

小佐田
母の婚約者。

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2025年12月29日

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