あらすじ
「私は最強の剣士と魔術師の弟子だから 誰よりも恵まれてるんだから 何があっても負けちゃダメ…!!」 ベリル、フィッセル、クルニの三人は、捕らわれたミュイを助け出すため、逃亡するスフェン教の司教と教会騎士団を追撃する! フィッセルの相手は、「奇跡」の使い手ウロ。圧倒的な魔力量を持つウロにフィッセルは苦戦を強いられるが…。クルニ対ロバリー、そして「ゼノ・グレイブルの剣」を手にしたベリル対「騎士狩り」シュプールの剣戟の行方は!!
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フィッセルとクルニ、それぞれ敵との戦闘でこれまでの経験を糧に一段と強くなったのがわかってアツいです。
シュプールの過去編もありました。ラフィがあまりにいい子なだけに、これはあまりにつらい…。
熱い剣戟
ベリル・フィッセル・クルニの死闘が描かれており、それぞれ持ち味を生かした激しい剣戟を楽しめました。この中では実力的にやや劣るクルニの力強い戦いが最も印象に残りましたね。シュプールは不遇な過去がなければベリル側に立てたのでしょう。
シュプールが連続教団暗殺者さんかぁ、そりゃ愛妻ラフィ達の仇だから根こそぎ狩るよね。
司教の誘いも黄泉返りはあり得ないと思ってはいるんだろうけど、叶えたいのも本音で切ないねぇ。
中表紙のシュプール隊の5人の仲良さそうなワンシーンがまた泣かせるー。
フィスの魔法剣、クルニのツヴァイハンダー剣術とそれぞれの修行の賜物が実戦で光ってるの胸熱。
そしておっさん装備更新でパワアプイベきたこれ。
匿名
圧巻の殺陣と読み合い
突き技の達人と先読みの達人の剣での戦いと言えばるろうに剣心の斎藤一と剣心の一戦が有名ですが、
今作の一太刀の威力が致命となる中で如何に相手の攻撃を捌き、躱し、読み、その上で斬るかの緊張感や見応えは全く力負けしていない出来です。
原作者さんが描きたかったであろう描写と更に盛り込める要素を漫画家さんが緻密に描いた良作です。
正直オススメです。
匿名
子供のために戦う
子供のために仲間と協力して戦う主人公達ががんばります。それぞれの個性を活かした戦い方をしていて見どころです。
匿名
教会により拐われたミュイ。
彼女を助け出すためベリル、フィッセル、クルニは、司教と教会騎士団を追う!
フィッセルは、自分より魔力量の遥かに多く、更に、奇跡の使い手、ウロと剣を交える。
クルニは雇われ騎士ロバリーと戦い、そして、ベリルは、騎士狩りのシュプールと激戦を繰り広げ!
ゼノ・グレイブルの剣を手に、シュプールとの戦いを楽しむベリル。
果たして、戦いに勝利し、ミュイを助けることができるのか!?
3つの戦いと3人の過去
ほぼ同時に進行する3つの戦い。
それぞれの戦いで,敵=教団側の剣士の過去と(ここまでの話では)隠されていた技や能力が明らかにされる。
ベリルと弟子たちはどう立ち向かうのか。
……
という第6巻だが,この巻で3つの戦いがちゃんと終わっているのも良い。
基本的には敵方にフォーカスした巻だったと思うが,こういう展開も面白い。
それにしてもベリルの「どうして」が本当に刺さる。
シュプールの過去からして,教団は最も憎むべき対象のはずなのに。
司教が「シュプール・アイレンテール」と呼んだ時,「次 てめえがその名を呼んだら殺す」と言ったシュプールが,勝負を決める最後の剣戟の前に「アイレンテール」を名乗った心情は察するに余りある。
匿名
どのバトルも見応えが有った。
今回も見応えの有るバトル展開!
ベリル達とスフェン教の騎士達が切り結ぶ。
どのバトルも見応えが有った。
個人的にはスフェン教の騎士達も結構気に入った。
今回では騒動終結まで行かず、次巻に持ち越し。