【感想・ネタバレ】謀聖 尼子経久伝 青雲の章のレビュー

あらすじ

戦国初期に活躍した山陰の雄、尼子経久。「謀聖」と言われるほど計略に優れた人物でありながら、「天性無欲正直の人」と評された得体のしれない個性。そして、東の北条早雲とともに、下剋上大名の代名詞的存在である経久が、旧秩序の破壊を志した本当の狙いとは?
一時は城を追われ、流浪の身となりながらも、山陰、山陽11ヵ国の大大名となった尼子経久の生涯を描く大河歴史小説スタート。

「妖草師」シリーズの武内涼が描く、大河歴史小説シリーズが講談社文庫書下ろしで登場!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

松江出張を前に、月山富田城に縁の深い尼子氏の小説を読む。
山陰を中心に11州を支配した「謀聖」尼子経久の一生を描く小説の1作目。本書の物語は文明6年(1474年)応仁の乱の中心地である京で始まり、文明18年(1486年)正月に素浪人の境遇から月山富田城を奪うところまで。
経久は応仁の乱による荒廃で明日も分からない貧窮の民と接して、世の中を変えるため大名になることを目指すことにした。
文庫版は2022年1月初版。640ページのボリューム。

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2025年02月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

歴史小説の王道と言えるような、尼子経久を主人公とした爽快なストーリー。
生き別れた幼馴染の遊女との運命的な出逢いと別れなど、歴史小説の定番のロマンスもあり、歴史小説のツボをしっかりと押さえてます。
逆に言うとありがちなストーリーなので面白味に欠けるとも言えますが。
まあ、これでいいと言えばいいのですが。

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2022年11月05日

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