あらすじ
希堂琴音が起こした史上最悪の毒ガステロ。その裏で糸を引く黒幕の一人が大久保玄奘だとつきとめた神崎と宮ノ森は、刑事の柳に協力を要請し、犯罪組織を壊滅に追い込んだ。毒ガスの入手経路を失った琴音はテロを起こさない。
――それは、あまりにも醜い勘違い。宿命はまだ、この二人の罪を赦さない。
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新章突入
衝撃のラストだった前巻の続きかと思ったら、思わぬ方向に話が膨らみ始めた感。
壮大かつややこしいストーリーがさらに複雑に。
ただね、現時点では琴音の理論は多くの読者が付いていけていないと思う。
そこがどうなのよ、という印象あり。
もっとも、この先さらに大どんでん返しがある可能性が高そうで、結局は主人公の闇がすべてだったとなりそうな気はするけど。
そのあたり、上手くまとめ切れるのかどうかが少し不安かな。
前作「君が獣になる前に」も、後半息切れ感が感じられただけに、気になるところ。
取り合えず、今後を見守るしかないでしょう。