【感想・ネタバレ】国王の受難 デルフィニア戦記外伝4のレビュー

あらすじ

リィを王女に迎えたことで振り回される王宮の人々(王女誕生までの七日間)。
ウォルとリィの婚姻騒ぎに巻き込まれた服飾職人の苦悩(鷹は翔んでいく)。
バルロとイヴンが競い合い、ウォルのために選りすぐりの愛妾を紹介するが……?(国王の女難)
「公式ガイドブック」に掲載された三中篇に、シェラがスケニアに行くまでのエピソードを描いた書きおろし中篇「男の修行」、ウォル・ポーラの山の暮らしを描いたほぼ書きおろし短篇「嵐の後」を新たに加えた外伝集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

いやあ、愉しかった。

デルフィニア戦記の短編集。

デルフィニア戦記という物語は、言わばリイのやる事に周りの人々が驚愕したり、困ったりする様をニヤニヤしながら眺めるのが正解だと思うのだけど、正に最初の二編はそう言うお話だった。
うん、愉しい。

そしてウォルの二編は、どちらも彼の女性に対する誠実さが滲み出たお話。
こう言うスレたところが全くない男性は貴重だけど、扱いに困るだろうなあ笑 

そしてシェラには御愁傷様という言葉しか出てこない。
なんだかんだでこなしてしまうところは凄いけれど。

本編が終わっても、こんな風にちょくちょくデルフィニア関係のお話が読めるのはとても嬉しい。

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2022年04月18日

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