【感想・ネタバレ】西の善き魔女1 セラフィールドの少女のレビュー

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Posted by ブクログ 2013年05月25日

かなり前から、何度も読み返している大好きなシリーズです。

この作家さんの本は色々読んでいますが、西の善き魔女シリーズが1番好き。

ファンタジーが好きなら、是非オススメしたいシリーズです。

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Posted by ブクログ 2012年08月16日

ずっと読もう読もうと思いつつ、その機会を持たずにいた作品です。

荻原先生のファンタジー。毎回世界設定は違えど、やはりその世界観と言いますか、ファンタジー愛好家を魅了して止まないものがありますね!

本作は筆者初のノベルスとのことで、どの辺が違うのだろう、と読んでいたのですが、勾玉三部作、これかぎシ...続きを読むリーズと比べ、肩の力を抜いて尚且つのめり込める感がありますね。

文庫サイズなのもあるかと思いますが、他作品は読む前に気合いと言いますか、“よし!これからこれを読むぞ!”と言うのが必要なんですね。
でもこちらは取りかかりやすいと言いますか。するっと入れます。

だからって内容が薄いと言うことも無く、本当に主人公と共にハラハラさせられ、疑問を抱き、哀しみ、喜び、学べる作品です。読み進めれば読み進めるほどワクワクドキドキが増します。

またやはり登場人物が魅力的!
誰をとっても愛おしいのです。人間臭さがあるんですよね。貴族でも実に素朴な面を持ち合わせていたり、どこかしら共感できる部分があり、完璧でないところ、どこか欠けているところが良いと思います。

中でも女性陣の賢さ、強さ、柔軟性は読んでいて気持ちが良いほど。

本作を読んで一番に考えたのが、“柔軟に器用に生きる”と言うこと。建て前だプライドだ立場だ・・・そんなものに雁字搦めになって好きに生きられないのは損だなあ、とシミジミ。確かに時には頑固なくらいが美徳とも思えますが、臨機応変に頭をやわらかくしてみれば見いだせる光も少なくないのも確かですよね。

実に勉強になります。
効率と意地とのせめぎ合いですね。

ノベルス、と言うものの性質かはわかりませんが、重くなりすぎず、コミカルな描写もチョコチョコあって読みやすいと思います。女王候補とBL小説の関係、とか。

割とフランクです(笑)

まだシリーズのプロローグ部分ですから、まだ先がたっぷりあると思うと嬉しくなりますね(^o^)

遅読の私が一晩で一冊読めたので、興味のある方は構えず気楽に手にしてみてください!

因みに“ちょーシリーズ”がお好きでしたら是非オススメしたいです♪むしろあちらが本作にインスピレーションを得た作品やも知れませんね!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年03月08日

『ファンロード』の本ページで紹介されていたので、三洋堂で買った。
初めての荻原作品がこれだった。

最初は、中扉カラーと1章表紙のまつ毛バサバサに若干失敗したかな…と思った。だがあっという間にストーリーの面白さと文章のうまさにはまった。

ファンロードの紹介文は、「無愛想で不器用で実は美形な黒髪眼鏡...続きを読む少年が見たいアナタはぜひ」ってな内容だったと思う。

その内容通り、ルーンにはまってしまった…賢くて、かたくなで、ほそっこいけど少年らしい面も持ち合わせていて。

フィリエルも、行動力がぶっとんでいて、考え方が潔くて、一本筋が通っていて読んでいて気持ちの良い主人公で大好きだった。

そして、この2人は個々でいるよりも2人揃った時の魅力が素晴らしいと思う。お互いを大事に想っているのがすごく伝わってくる。フィリエルが困難に立ち向かうのも、ルーンが自分の身をかえりみないで無茶するのも、全部相手のため。

その他の登場人物もキャラ立ちまくってて良かった。
最初から最後まで楽しんで読める小説ってあまりないと思う。どこを読んでも楽しめる度100%というか…。


2章の挿絵がよかった。ルーンが禁書を燃やすのをいやがって、フィリエルがそれを叱咤している絵。
牛島版は、こういう一歩引いた絵が多くて好き。作品内容の解釈も独特(2巻の2・3章表紙とか)。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

このシリーズは、最後まで読まなくちゃ意味がないですね。色々アブノーマルな要素も出てきますが・・・ノベライズの特権?お財布への打撃が強すぎ、ちょっとずつ購入していたのがあだとなりました・・・挿絵が変わっちゃったよう;;
一巻の見どころと言ったら、やはりユーシスとのダンスシーンでしょうかねぇ...だいぶ...続きを読む偏ってますが。笑。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

フィリエルの「守るお姫様」的キャラが大好きで、見ていて爽快!フィリエルのいざという時のガッツはすごい。ルーンもメガネっ子だけどかっこいい!(でもヘタレにしか見えない…)有り得そうで有りえなかった、ぶっ飛んでなさそうで実はぶっとんでる物語がいい。女性陣は一歩間違えるとみんな姐さんにしか見えないです。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

「西魔女」の第1作目。まだまだ発展途上で鈍感娘のフィリエルの成長が楽しみになる本です。新装版よりも古い本の方の挿絵の方が好きでした。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

ハリポタも 良いですけど 私個人 "足元にも及ばない"と思っています。 ものすごく ひっぱられる 感じがしました。 もう 先へ先へと 続いて 2巻へ

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

童話風味ファンタジー
荻原さんの作品は勾玉から読み始めていたのでどんな風かと興味心身でした。(旧版の初めの挿絵を見て「女の子二人の話」とか思っちゃったのは内緒です)
当たり前の少女だったフィリエルが困難にぶち当たってどんどん替わっていくのが印象的です。それを近くで見ているルーンも。

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Posted by ブクログ 2018年12月22日

 辺境に住む田舎娘だったはずの主人公は、じつは王女さまで…
 「空色勾玉」以来の萩原作品。1日で読み終わった。
 「西の善き魔女」とはSF女王、ル・グィンの異称。
 実は彼女の代表作の一つ「闇の左手」のタイトルがついている5巻まで読破するのが目標。
 

 

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Posted by ブクログ 2014年10月11日

RDGが面白かったので、こちらも読んでみました。
田舎に隔離?されていた運命の少女な主人公、パートナーに
なりそうな幼馴染、引っ張ってくれそうな美少女と
共通する部分も感じますが、泉水子ちゃんと今回の
フィリエルは性格が全く違いますね。
フィリエルと共に物語が動きだしたらぐいぐい惹きこまれました。
...続きを読む
今回は起承転結の起ですが、次巻も気になります。
フィリエルと共にもう一人の主人公とも言える幼馴染の
ルーンも気になります。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年04月30日

 ずっとずっと気になってたシリーズをやっと読み始めました。
 魔女、と付くからには王道の「剣と魔法と騎士と」みたいなのを想像していたのですが、魔法ものではないようですね。王宮とかの権力闘争も楽しめる本格ファンタジーの予感です。

 「物語の醍醐味が十二分に詰め込まれた極上のストーリ」と銘打ってるだけ...続きを読むあって、最初から怒涛の展開に引き込まれました。世界観も独特で、まだまだ開かされていない部分も多いのですが、するすると読めます。この辺の安定感はさすが荻原さんと言ったところw和風だけでなく西洋ファンタジーもこんなにお上手なのだなぁと。

 フィリエル含め登場人物がとても魅力的ですね。
 逆境でも決して諦めない、変に飾ったりしないフィリエル。こういうキャラは一歩間違えると偽善者っぽくなってしまう気がするのですが、そんなところはちっともなくて自然で凛としています。アデイルも高貴な身分なのに、ちっとも気取らずお茶目で天真爛漫。ホーリーおばさんの肝っ玉母さん加減など女性たちはみんなとても強くてしなやかで素敵です。

 そして忘れてはいけないのが男性キャラ。
 偏屈ででもちゃんと優しいルーン。学問に夢中で色々無頓着なのに眼鏡外したら美少年、とかもう犯罪でしょう(ぇ 身内でどこかお兄ちゃんのような彼はフィリエルにとって本当に大切な存在なのだなと思わずにはいられません。
 融通が効かなくて涙に弱いユーシス。彼の真摯さと言うか一途さは本当に胸キュンです。美形でちょっと不器用で。少女漫画のお手本のようなキャラクターですね。うーかっこいい。
 二人ともちょっとヘタレな感じはしますが、かっこいいですね。何となく初っ端から三角関係の予感ですので、今後に期待大です!

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Posted by ブクログ 2010年06月02日

古いほうの挿絵の本がほしくて、某古本屋を周りまくって発見した時は泣きそうなほどうれしかったです。
これはどこに向かっていくの~。と思いながら読み続けるお話。
荻原さんのお話っぽく、女の子がみんなたくましい!

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Posted by ブクログ 2010年05月31日

荻原先生のライトノベルは無茶苦茶おもしろいです!勾玉三部作を読むとびっくりするかも。ルーン(黒髪眼鏡過去あり美少年)がたまらなく好きです。

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Posted by ブクログ 2010年05月10日

あんまり懐かしいから☆1増し。
ラノベのりな設定だけどストーリーがある程度しっかりしてるので読めます。
にしても、もう一歩でラブストーリーになり得ると思う。

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Posted by ブクログ 2009年12月09日

西洋系のファンタジー。
最初ルーンのイメージがどうしてもハリーにしか見えなかったんですが。だんだんカッコよくなってきます。そして主人公のフィリエルがびっくりするぐらい真っ直ぐで可愛い。
ファンタジー好きの人は全部読んだら好きになれるかと思います。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

ファンタジーはなかなか受け付けなかったんですけど。
これはなかなか・・・素敵でした。(語彙力がないのが悔しい!)

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

乙女度が一際高いと思う。
誰が読んでも面白いとは思うけど女の子が1番楽しめる作品なんじゃないかな。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

偏屈な天文学者ディー博士から母の形見の首飾りを渡されたときフィリエルの世界は一変した。
退屈で平和な日々は去り謀略のただ中に放り込まれたのだ。
やがて、彼女は気づかされる。
大切なものを守るのは、己の小さな手だけだということに−−−。
物語の醍醐味が十二分に詰め込まれた極上のストーリーがここに始まる...続きを読む

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

「空色勾玉」の作者ですが、ずっとこの人の本を読みたいと思っていました。知らなかっただけであったんだー!!とまとめ買い。一気に読めました。(1〜5巻、外伝3巻です) 

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

空色勾玉からはじまる勾玉もので有名な著者のラノベ志向…ぶっちゃければヲタ趣向が全開になったシリーズです。わりと…というか結構本気でガールズサイドに傾いているので、そういうのに拒絶反応示す人には向かないのかも。 女性作家に抵抗が無いならお薦め。

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Posted by ブクログ 2012年01月08日

空色勾玉と比べると少し見劣りしてしまう感じがあった。
『西の善き魔女』は知識の幅よりも想像の幅の方が広い気がして若干の不安定さをもってるようだ。
勝ち気で夢みがちな主人公は、今思うと赤毛のアンと似てなくもない…かも。
まだ話は始まったばかりなので続きがどんな展開になるか楽しみ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年12月09日

 まずは物語のオープニング……というところ。

 最初は主人公である「フィリエル」が「魔女」なのか、と思ったんですが、そういうわけでもなさそう。
 でもやっぱり、こういう方は好きではないのだけれど。
「ラノベ」らしく主人公にはちょっと特殊な生い立ちが隠されていた……話。

 こうじゃなきゃ物語は始ま...続きを読むらないよ!
 でも、ここからが問題で。

 いきなり、かなりのピンチに立たされる主人公。
 というよりも、かなり陰謀渦巻くものがありそう。

 個人的には、ルーンとユーシスがどうなっていくかがとてつもなく楽しみなんです。
 僕の個人的な思いとしてはかなりユーシスの方が好きなんですが(どうやら、彼からはへたれな匂いがぷんぷんしてる)。
 王道的にはルーンとフィリエルがつっくつのがそうな気もするんですけど。

 ユーシス好きとしては、ユーシスにも幸せになってもらいたい!

 この辺りが、とっても微妙な乙女心だったりする訳ですw(ぇ)
 脇役がとっても素敵だと思うんだ。

 一応、字書きの端くれになってしまったから、ついついこの先の物語がどうなっていくか……なんて、考えちゃうのだけれど。
 アデイルに女王になってもらうのもいいけど……やっぱり、王道としてはフィリエルなのかしら?? とか、いろいろ考えるんですよ。
 もしくは、フィリエルが一番だと皆が思うけど、フィリエルが辞退する……とかね。

 けど、それもそれでちっともおいしくない訳です。
 個人的には、かなりアデイルも好きなので。
 二番手でアデイルがなった的なケチの付き方も嫌だったり……

 登場人物が魅力的なのは、とてもいいことだと思います。

 なるべく早く、続きを買って読もうと思いました。

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

1〜5巻+外伝3巻を読みました。
この物語が楽しめるかはどうかはルーンが好きになれるかどうかにかかってるかも。
好きになれないと、主人公の行動・思考がイチイチ納得できないままで
どーも釈然としないまま話が進んでいく感じ…。
あと、外伝3が一応本編の続編のような位置づけですが、
どーにも消化不良という...続きを読むか物足りない印象が拭えませんでした。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

「待っているだけのお姫様」が昔から苦手だったのでフィリエルの行動が気持ちよかったです。
面白く読み進めていったのに、エンディングが中途半端な気がしました。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

当時デル戦と一緒に購入していた本。お姫様が腐女子で、メガネっこ少年がむっつりスケベ。かわいらしいお話でありながらぶっとんでます。シリーズ代表して1巻をご紹介。

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