あらすじ
ファッション誌の読モで、フォロワー13万人のインフルエンサーでもある女子大生の七葉(ななは)。キー局のアナウンサーの座も射止め、「人生は楽勝」と豪語するが、親友の意中の人に手を出したせいで過去の悪行を晒されてしまい……。
(この作品は「SNSに溺れる女たち」に収録されています。重複購入にご注意ください)
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
匿名
前半読んで採用に関して現実ではあって欲しくはないけどありそうだな…と思ってしまいました。真帆もすぐに友達やめればいいのにそれはせずに復讐ってなんか嫌だなあ…
悪行晒し
主人公の小池七葉はSNSのフォロワーが13万人いる事を強みとしてテレビ局のアナウンサーの面接で明るく自分の強みをアピールする就活生。
自己PR欄に誤字が多い事を指摘されてもそれに焦らず気の利く返しができ、面接官からの好感度アップにつなげるくらい器用な性格だった。
ファッション誌の読者モデルをしているとあっていずれフォロワーが20万人を越えるかもと喜んでいる七葉だったが実は試験対策は同じくアナウンサー志望の真帆が全部やっているのだった。
ありがとうと真帆に言いながらも心の中では地味な彼女がアナウンサーになれるわけないとバカにしている七葉。
友達というより便利で使い勝手のいい幼なじみくらいにしか思っていないのだった。
しかも彼女の好きな人を奪ったり寝取ったりとやりたい放題。
そんな中七葉のテレビ局勤務の内定が出てみんながお祝いに駆けつけてくれるも彼女たちはイケメン目当てで群がってくるだけだと心中で一蹴。
しかしその中で真帆ひとりだけが七葉の心配をして足元をすくわれない方がいいと忠告。
そんな真帆に見せつけるように彼女の好きな人を呼び出し会場を抜け出す七葉。
しかし一晩経ち彼女が目にしたのは自分がした悪行の数々が拡散されたネットの海だった。
何か悪いことを人に頼んでやってもらうためには相手に口止め料を払わなきゃいけないし仲違いして情報が漏れることもリスクとして頭の中に入れなくてはいけないうことを思い知らされる話だった。
分かりやすい
性悪な女性が分かりやすく因果応報で綺麗にまとまっていて読みやすかったです。周りの友人達もチヤホヤしながら内心は軽蔑していたのですね。それが恐ろしいです。
As a story itself, i have to admit that it’s interesting.
However It suggests very twisted image of women and this isn’t proper. It’s sad.
幼なじみ同士が足を引っ張りあって醜い争いをする話。どちらも汚いのに最終的には一方だけがいい思いをしているのは後味が悪い。
今から
無料だったので読んでみました。友達いい子かと思ったら…出てくる人みんな悪い感じです。
主人公最後まで反省してなくてびっくり。
微妙
「好きな人を取られた」というけど、付き合っていないなら文句を言う権利は無いのでは?
悪行としては薄いし、両親から絶縁されたのも何だか違和感。
ヒロインに好きな人を取られた友人の方が加害者に見えます。
ヒロインのとんでもない写真をまとめサイトに載せた友人が罪に問われないのは変。
やたら何度も友人の好きな人を横からかっさらうヒロインの設定に「毎回そうはならないでしょ?」と思ってしまいました。