増田直紀のレビュー一覧

  • 私たちはどうつながっているのか ネットワークの科学を応用する

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    「ソーシャル」と上面で言葉を使っているとおそらく注目を払わないけど、次のフェーズを考える人たちにとって基本となる情報ではないでしょうか。
    このあたりを理解しているかいないかで、進む道が違ってきちゃう、そういう感じがしています。

    ※この本自体は2007年刊なので事例がmixiだったりするんですが、でもtwitterもfacebookも世に出る前からこのあたりが書籍として伝えられていたんだ!と驚きます。

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    2012年08月25日
  • 「複雑ネットワーク」とは何か 複雑な関係を読み解く新しいアプローチ

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    ソフトウェアテストでは、全体を考えることが非常に重要で、全体を表現するために、マインドマップやNGTが使われているのですが、自分が描いている絵は、どちらかというと、南方熊楠曼荼羅に近いものです。

    言葉で書くと、断片を書いて、それらを小さなまとまりにしてクラスター化し、最後に遠くの断片同士を線で繋ぐ方法です。つまり、ツリーではなく、ネットワークなのです(NGTは実は、ツリーではなくネットワークであることを最近知りました)。

    それで、この方法をもっと一般化して、使いやすいものにしたいなぁと常々思っていました。

    それには、まずネットワークそのものの構造や、仕組み、性質を知る必要があるだろ

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    2012年05月01日
  • 「複雑ネットワーク」とは何か 複雑な関係を読み解く新しいアプローチ

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    予想以上に数式が無く,理系にとっては辛いかも。入門書であり,ネットワークがあらゆる学問であることを理解できた。

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    2012年03月24日
  • 私たちはどうつながっているのか ネットワークの科学を応用する

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    六次の隔たりとか、弱い紐帯とか人のネットワークの話。

    様々な理論をつかいながら、やみくもにネットワークのではなく、自分にあったかたちで、効率的に人脈を広げましょうと。

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    2011年12月31日
  • 「複雑ネットワーク」とは何か 複雑な関係を読み解く新しいアプローチ

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    ネタバレ

    最近、「複雑ネットワーク」に非常に興味があり、
    まずは入門編からチャレンジというわけで、本書を手に取った。
    著者の増田先生は色々な文献も著されており、次に読む予定の
    ものも増田先生のものだ。

    さて、内容だが、基本的な概念や歴史から複雑ネットワークの事例、
    スケールフリーネットワーク、SIR、SISモデル、BAモデルなどの
    各種用語などを知ることができて、とてもよかった。
    内容も平易であり、入門編としてとてもよいレベルだったと思う。

    これから、ますます深みにはまりたい。

    目次
    第1章 ネットワークのはじまり―グラフ理論の誕生
    第2章 ネットワークの格子模様―碁盤目とその仲間
    第3章 ネット

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    2011年11月16日
  • 私たちはどうつながっているのか ネットワークの科学を応用する

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    人は出会い、つながる。
    会社や友人関係、地域社会も、個人と個人が結びつきネットワークを作ることで成り立っている。
    それでは私たちはどのように他人とつながっているだろうか。
    私たちのネットワークの上では何が起こっているだろうか。
    本書は、スモールワールドやスケールフリーといった最新のネットワーク科学を、毎日の生活に活かそうと提言する。

    [ 目次 ]
    第1章 人のネットワーク
    第2章 世の中はスモールワールド
    第3章 6次の隔たりを使う
    第4章 クラスターを使う
    第5章 世の中はスケールフリー
    第6章 スケールフリーを使う
    第7章 ネットワークの中心
    第8章 ネットワークと教育

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    2011年03月28日
  • 「複雑ネットワーク」とは何か 複雑な関係を読み解く新しいアプローチ

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    [ 内容 ]
    複雑に見える身の回りの現象も「複雑ネットワーク」の考え方を応用すれば単純な関係に置き換えることができる。
    伝染病やコンピューター・ウイルスの感染経路、ニューロンやタンパク質の情報伝達の方法。
    会社や社会の中の人間関係に「意外な法則」が見えてくる。

    [ 目次 ]
    第1章 ネットワークのはじまり―グラフ理論の誕生
    第2章 ネットワークの格子模様―碁盤目とその仲間
    第3章 ネットワークの距離―ベーコン数とエルデシュ数
    第4章 世界はせまい!?―スモールワールド
    第5章 世界は不平等!?―スケールフリー
    第6章 伝染病から身を守る―感染経路と予防接種
    第7章 通信ネットワーク―インター

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    2010年05月22日
  • 「複雑ネットワーク」とは何か 複雑な関係を読み解く新しいアプローチ

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    複雑ネットワークは言葉しか知らなかったので、大体どういうものかを知るために読んだ。その意味では分かりやすかった。6章以下は個別の応用事例なので、興味あるところだけ読んでもいいかも。

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    2011年05月31日
  • 私たちはどうつながっているのか ネットワークの科学を応用する

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    同著者の「複雑ネットワークとは何か」と比べて、複雑ネットワークが生活や社会とどう関連するか、に重点が置かれている。一般人向けとも言えるが、実際の応用との繋がりが分かるという意味で、工学者としても興味深かった。

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    2011年05月31日
  • 私たちはどうつながっているのか ネットワークの科学を応用する

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    ネットワーク理論研究の若き語り部、増田氏による一般向けの書。
    バラバシやストロガッツの示した強烈な世界観を、非常に身近な例を多用して語る。
    また、近年の研究でだいたい定まってきたと見える理論的内容の基礎にも少し触れている。

    我々や身近な事物は「どういう性質の」ネットワークでつながっているのか。

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    2009年11月06日
  • 私たちはどうつながっているのか ネットワークの科学を応用する

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    社会学理論のテキストとして読んだ。社会ネットワークのスモールワールド法(大体6回のつながりをへていけばターゲットにたどり着く)とスケールフリー(ネットワーク内で人によってはつながりのある関係数が違う。パレートの法則のような形になる)を中心に書き、それらを実際に応用するところまで提案している。実際に身の回りの人間関係を想像しながら呼んでみると、なるほどなぁと思うところが多く興味深く読めた。

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    2009年10月04日
  • 私たちはどうつながっているのか ネットワークの科学を応用する

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    人のつながりに主眼を置いたネットワーク理論の入門本。スモールワールドとスケールフリーをキーワードにネットワーク理論の基本を説明してくれる。ネットワーク理論は最近のトレンドなので、入門するには適した本なのだけど、「応用する」と言われるとそれ以上を期待しちゃうよねぇ・・・。生物学や経済学(ゲーム理論とか)と融合した「次の」ネットワーク理論についての説明が欲しいな。

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    2009年10月04日
  • 私たちはどうつながっているのか ネットワークの科学を応用する

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    スモールワールドとスケールフリー等、最近の複雑系ネットワークを解り易く解説。6次の隔たりとクラスターを併せ持つ、スモールワールドに属する私達が、弱い紐帯(=異なる環境、異なる価値観の間柄)や構造的空隙(くうげき)(=コミュニティの隙間
    )を活かす為の「信頼の解き放ち理論」を解説する一方、パレートの法則ロングテール、80:20)に基づくスケールフリーネットワークが存在し、ネットワークが生成していくことを示す。
    その中でのハブの役割(=ハブになる要素、?能力?先住?運)やコストに関して描く。更に、中心は多様(=?近接中心性、?次数中心性、?媒介中心性)であることを示す。クラスターを再構築することは

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    2009年10月07日
  • 「複雑ネットワーク」とは何か 複雑な関係を読み解く新しいアプローチ

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    自己の身の回りにクラスターは思ったよりあると感じた。しかもクラスター同士が繋がっていない。めくるめく格子模様。

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    2009年10月04日
  • 海外で研究者になる 就活と仕事事情

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    海外の大学や研究機関でPIになることを考える人には参考になる一冊。
    著者の他、様々な国でPIとなった十数名の研究者の応募のきっかけや採用に至る経験談などが紹介されている。
    また、日本の大学の研究環境の悪化が言われて久しいが、海外の大学でPIになればあとは薔薇色かと言えば、そんなことはなく、研究費の獲得実績が、研究を続ける上ではいうまでもなく、その後の評価や異動の際にも大きく影響するといった、恐らく日本よりずっとシビアな面もあることも書かれており、色んな観点からメリデメを考える上で参考になると思う。

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    2020年08月15日
  • 海外で研究者になる 就活と仕事事情

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    個人的にはtoo lateかな。
    しかし,世界に通用する研究はできる。この情熱は持ち続ける。方法はいくらでもある。

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    2019年09月23日
  • 海外で研究者になる 就活と仕事事情

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    この本を読んで、まず感じたことは、海外で研究者になるためには、ひょっとして日本の大学を出ることは、遠回りになるのでは?ということ。高校生レベルで、その判断をするのはとても難しいが、ライフワークとして早くから研究者を志向できるものは、海外の大学にチャレンジすることが勧められる。海外と聞くと、普通は欧米が大半になるが、本書ではアジアの国々を含めて広く捉えられている。結局、自分の価値観をどこに置くか、が進路選択のポイントになる。海外に飛び出る研究者の意志と行動力は半端でない。

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    2019年09月17日
  • 私たちはどうつながっているのか ネットワークの科学を応用する

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    改めて、今読むことで考察を深められるとおもう書籍。
    facebookは6次の隔たりどころか3.7次の隔たりになっている。という記事も、最近あったが、ネットワークはインターネットだけの話ではないし、むしろインターネットだけでネットワークの理論を活かし続けるのは勿体無い。リアルでのネットワークも6次の隔たりから3.7次の隔たりになるぐらいの取り組みが発生してもいいものだと思う。とは言いつつ、リアルでもそのぐらいしか隔たりがないとしたら、それはそれで困るのかなぁ〜。

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    2016年02月23日
  • 「複雑ネットワーク」とは何か 複雑な関係を読み解く新しいアプローチ

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    わかりやすかった。
    複雑ネットワークの導入としてはいい。
    数式はほとんど扱わず、説明に終始している。
    この本を土台に次の本へ進んでいこうと思っている。

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    2012年09月02日
  • 私たちはどうつながっているのか ネットワークの科学を応用する

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    ネットワークの本初めてよんだが、序盤はわかりやすくて良かった。
    ハブになるための要素の一つは先住すること。

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    2012年08月17日