山野井泰史のレビュー一覧

  • ヤマケイ新書アルピニズムと死

    Posted by ブクログ

    かつて「天国に一番近いクライマーと呼ばれていた山野井さんはなぜ死なずにいまも生き延びているのか?」について本人がかたった本。
    以前、バフィン島遠征の直後の講演会で話をうかがったことがあるが、「もうやめたらいいのにといわれるけど、やめられないんですよね、こんな楽しい事」と朴訥にかたっていたのが印象的だった。
    「僕は危険を好み、何度もそれを克服してきました。しかし吹雪の一の倉沢に出かけるような危険な領域には踏み込まないように注意はしてきたのです。破天荒の格好よさを少しは理解できますが、胸の奥に見え隠れする狂熱的な熱を抑えながら計算高く慎重に山を選び、状況を見極めてきたのです。限界のように思えていた

    0
    2015年06月20日
  • ヤマケイ新書アルピニズムと死

    Posted by ブクログ

    スゴすぎる。どうしてそこまでするんだろう…結局はまだ理解できなかった。ギャチュン・カンはさらりと書いてるが、下山後の写真は衝撃的。クマの話も恐怖。安全で楽しむだけの登山をしたいんだけど、それでも急登や長い下山道は苦しいんだよね。

    0
    2015年01月03日
  • 垂直の記憶 岩と雪の7章

    Posted by ブクログ

    自分の長所短所を冷静に語っている
    過酷な体験を淡々と文章にしている

    忙しい合間に読んでしまったので再読したい

    0
    2013年11月06日
  • 垂直の記憶 岩と雪の7章

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日本を代表する登山家山野井さんの自伝的な作品。

    正直、こんなすごい人が日本にいたのか!?とまずビックリ。数々の難峰に挑む著者の姿がひたすらリアルに描かれる。

    指を何本もなくし、眼球が凍るような死線をくぐり抜けてなお山に向かう姿は尊敬を通り越して鳥肌が立つ様な思いだ。

    0
    2012年10月28日
  • 垂直の記憶 岩と雪の7章

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    体力の無い私は山登りをしているとすぐに呼吸が浅くなる。
    そんなとき、深呼吸をして、なんとかいつもの自分の呼吸を取り戻そうとするが、
    とにかく歩かなくては、と足をつとめて前に出そうとするときには、
    呼吸にまで気を回すことができなくなっている。
    結果、少ない体力がさらに奪われることになる。
    厳しい山に登っているわけではないのに、あのキツさ。
    本書「垂直の記憶」に出てくる山の厳しさとは比べるべくも無いだろうが、
    淡々と語られている山の厳しさに、まるで自分も近くに入るような気がして、時折呼吸を忘れた。
    「早く、早く安全な場所まで降りてきて」
    そう祈りつつ、最後のページを終えたときは、
    安堵のため息がも

    0
    2011年07月18日
  • 垂直の記憶 岩と雪の7章

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    世界的クライマー、山野井泰史による自著伝。
    山を登る上での臨場感、まさに死の淵と呼ぶにふさわしい場所に赴いた人間だからこそ語れる本著。
    過度に装飾しないからこそリアルだね。特に第7章のギャチュン・カン北壁なんかは、当人からすればなんてことない難易度のはずが、自然の気まぐれでふるい落とされるという残酷さをはらんでいる。

    何故山に登るのか?───そこに山にあるからだ。
    というやり取りは有名だけど、山野井氏は「山で死んでも仕方がない」と別口で語る。いや、もしかしたら自分の往くべき道を見つけた人というのは、実際そういう心持ちなのかもしれないなあ。

    0
    2025年03月31日
  • CHRONICLE クロニクル 山野井泰史 全記録

    Posted by ブクログ

    生きる伝説、山野井さんの登山史。

    若い頃から今に至るまで、自分の限界に常に挑戦してきた山野井さんの内面を知る事ができた。
    手の指5本、右足指全て失ったギャチュンカンが印象的だけど、それが山野井さんの登山史のゴールではなく、その後も目を見張るクライミングを続けている。
    今後の活躍も祈っています。

    0
    2023年07月04日
  • ヤマケイ新書アルピニズムと死

    Posted by ブクログ

    山野井泰史(1965年~)氏は、世界各地の大岩壁や前人未踏の山々に新たなルートを切り開き、南米パタゴニアのフィッツ・ロイ冬期単独初登攀(1990年)、ヒマラヤのチョー・オユー南西壁新ルート単独無酸素初登攀(1994年)、K2南南東リブからの単独無酸素初登攀(2000年)等の実績を持つ世界のトップクライマーのひとり。2021年には、クライミング界のアカデミー賞とも称され、アルパイン・クライミング界で著しい業績を残し、次世代のクライマーたちに多大なる影響を与えた者に対して贈られる「ピオレドール・生涯功労賞」を、アジア人として初めて受賞した(過去の受賞者はラインホルト・メスナーなど12人のみ)。妻は

    0
    2022年12月07日
  • ヤマケイ新書アルピニズムと死

    Posted by ブクログ

    登山家は山で亡くなることが多いとは聞いていたけど…ここまで周りの登山家が死んでいきながらも登ることをやめられないのはもはや狂気。それだけの死に囲まれながら、難しい山じゃないと面白くないというのも常人には理解しがたい感覚。何度も危険な目に遭いながらも生還し続けることができているのは著者のスキルに他ならないが、ただの幸運としか思えないエピソードもあり、すごい人生だなとただただ感心する。

    0
    2020年11月22日
  • ヤマケイ新書アルピニズムと死

    Posted by ブクログ

    TVで観たこの夫婦の生活は、驚愕であった。凍傷で僅かに残った指で料理をする妻。田舎の一軒家には、フリークライミングの部屋。残った指を使い、氷壁に挑む夫。山が好きで山が中心の人生。雑念だらけの私と真逆。静かな言葉に重みがある。

    0
    2019年03月16日
  • 垂直の記憶 岩と雪の7章

    Posted by ブクログ

    初めて読んだ本格的な登山家の本。感心し、この方の動画を漁ったが、それも素晴らしい。特に夫婦の関係性。

    0
    2016年07月08日