垂直の記憶 岩と雪の7章

垂直の記憶 岩と雪の7章

ビジネス・実用
628円 (税込)

3pt

2002年秋、山野井泰史は、ヒマラヤの難峰ギャチュン・カンに単独登頂後、下降中嵐につかまり、妻・妙子とともに決死の脱出を試みて奇跡的に生還した。 この衝撃的な生還を機に、自らのクライミングの半生を振り返り、難ルートから挑んだ高峰への思いを綴る。 すさまじい登攀への思いと「日常」の生活も著わした、氏の再起への物語でもある。 2004年に刊行された書籍の文庫版を電子化しました。

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垂直の記憶 岩と雪の7章 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最近、山野井夫妻のことを知り関連する本を何冊か読んだ。
    凪の人 山野井妙子
    凍 沢木耕太郎
    垂直の記憶 山野井泰史
    一番に引き込まれるのはギャチュンカンからの生還の話。
    極限の状態でも生きることを諦めず、今何をすべきかを冷静に考え行動した2人。
    同じエピソードを、何度も何度も読んでしまう。
    生きている濃度というか密度がちがう。
    なのに、今のおふたりの生活は穏やかで慎ましく暖かい。生きるってこういうことなんだ。

    0
    2026年09月27日

    Posted by ブクログ

    沢木耕太郎の凍の本人執筆版。山野井泰史という登山家の軌跡を掛け値なしに記した、タイトルそのもの垂直の記憶。かねてより登山家が何を求めて山に登るのか、命をかける意味はなんなのかが不思議で知りたくてたまらなかったが、この本を読んですっきりといろいろなことが腑に落ちた。自分にとって決して登山なんて一生縁のないものだが、山野井泰史の目線を通して山の魅力をリアルに感じることができた。

    0
    2026年07月26日

    Posted by ブクログ

    読み出してすぐに引き込まれた。平行していくつかの本を読むが、本書を手にとってからはこの本に集中した。飾らない文体。真っ直ぐな姿勢。
    幸せとは何かということを考えた。
    尊敬している多くの人は既にこの世を去った人が多い中、著者は存命であることがうれしい。
    まだしばらく興奮が続いている。

    2026.3.16

    0
    2026年03月17日

    Posted by ブクログ

    沢木耕太郎さんの『凍』を読んで山野井泰史さんのことをもっと知りたくなったので、彼自身の本を読んでみた。
    専門用語が多すぎてその都度Google先生で調べながら読んだけど、「すごい」という言葉以外出てこない。
    超人というより狂人。
    ご本人も何かのインタビューで『僕って山のことを思うともう発狂しちゃうんだよね』みたいなことおっしゃってたけど、ほんと狂ってる。
    山以外のことには無頓着で物欲もない。
    奥さんの妙子さんは山と台所の人。
    とにかく2人が人間として魅力的でした。
    リアリティがある分、『凍』よりも心に深く響いた。

    0
    2024年05月28日

    Posted by ブクログ

    最後のギャチュン・カンは、まるで新田次郎さんの山岳小説を読んでいるような臨場感でした。これが自伝なのが凄いです。「不死身だったら登らない。どうがんばっても自然には勝てないから登るのだ」人間は弱いが故に、山に登るのかもしれませんね。あまり知らなかった山野井さんを垣間見られた一冊でした。

    0
    2022年08月20日

    Posted by ブクログ

    あたかも自分が世界の壁を挑戦して生きているような気分にさせられる。
    人生全てを山にかけて生きる。結婚も生活すらも全て。山で過ごしたい、登っていないと生きていけないという価値観も自分ももちあわせている想いそのものだった。
    ギャチュンカン北壁の生還記録。ただ運が良かった訳ではなく、凍傷になろうとも技術を駆使し、残った体力を絞り出しての生還。彼らだから生還したと思った

    0
    2021年08月22日

    Posted by ブクログ

    壮絶のひとこと。日本を代表する偉大なクライマーであり、数少ない真の冒険者。こんな人間が時代に一人くらいはいないと世の中つまらない。

    0
    2020年09月09日

    購入済み

    極限のクライマー

    ギャチュンカンの出来事は知っていたけど、改めて読むと壮絶すぎて、他のアルピニストが皆ただのハイキングに見えてくる。

    0
    2020年03月30日

    Posted by ブクログ

    書くことはあまり好きではない作業とのことですが、このような記録を残していただきありがとうございます。
    挑戦を続ける方の、このような文章を読めることに感謝です。

    0
    2018年05月03日

    Posted by ブクログ

    やっぱりちょっとスゴすぎる。読みながら風が強まり、気温は下がり、酸素が薄くなる思いだった。最終章「生還」の後半はずっと鳥肌。まったく大げさでなく淡々と書いているのに、あまりにも恐ろしい状況がリアリティを伴って迫り、そこから生きて帰る信じられない精神力に胸を締め付けられる。こんな世界があって、こんな世界を自分と同じ人間が経験しているんだと。そして今もなお挑戦を続ける。奥さまも含めてまさに彼らこそが子どもたちや我々に夢を与えてくれ、尊敬に値する生き方をしている人だと思う。
    高所恐怖症の私は、なだらかな丘からの絶景をのんびり楽しむことにします。

    0
    2015年05月31日

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