ヤマケイ新書アルピニズムと死

ヤマケイ新書アルピニズムと死

836円 (税込)

4pt

日本を代表するアルパインクライマー、山野井泰史が考える「山での死」とアルパインクライミング。

かつて「天国に一番近いクライマー」と呼ばれた男はなぜ、今も登り続けていられるのか。

「より高く、より困難」なクライミングを志向するアルパインクライマーは、突き詰めていけば限りなく「死の領域」に近づいてゆく。
そんななかで、かつて「天国にいちばん近いクライマー」と呼ばれていた山野井泰史は、山での幾多の危機を乗り越えて生きながらえてきた。

過去30年の登山経験のなかで、山で命を落とした仲間たちの事例と自らの生還体験を1冊にまとめ、山での生と死を分けたものはいったい何だったのか、を語る。

『垂直の記憶』に続く、山野井泰史、待望の書き下ろし第二弾!

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ヤマケイ新書アルピニズムと死 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    アルピニズムは失われつつあるのだろうか。
    「どこまでやれるのか」は必要ではないのだろうか。
    _____
    との著者の問い。山以外の部分も含めて著者のような生き方はできないけれど、自分はどこまでやれるのか。なんだか考えさせられますね。

    0
    2024年06月03日

    Posted by ブクログ

    尊敬するアルピニスト、山野井泰史さんが語る、それまで死なずに山から生きて帰ってこられた理由。
    出会った仲間の死亡率の高さに驚く。
    彼ほど自分の力を冷静に見極め、山に向かう人はそういないのではないかと思った。
    生きること、生きていることを、よりくっきりと自覚させてくれる本だった。

    0
    2022年12月31日

    Posted by ブクログ

    自分が登山家になりたいとも思わないが、登山家だったら、間違いなくもう死んでいる。思いつきで行動し、確認はおろそか、著者とは真逆にいるのではと思う。また、著者の極限に挑戦しているからなのだろうか、年齢を積むことでの考え方の違いも見られる。若い時の登山から、指を失ってからの考え方の変化、それでも挑戦する

    0
    2014年12月31日

    Posted by ブクログ

    山野井さんのこれまで登ってきた山がよくわかるとともに世界の山々について多く知ることが出来ました。とにかく若い時の無鉄砲さがすごい。アルピニズムへの想いも伝わる内容でした。

    0
    2025年10月11日

    Posted by ブクログ

    自分の生き方とか、そういうものを読んでいると考えさせられる。
    登山は無理だから、自転車でクライマーになろう。

    0
    2022年12月31日

    Posted by ブクログ

    垂直の記憶に引き続き読みました。垂直の記憶はインパクトのある山行を中心ですが、本書は温度差少なめに半生を平均的に描かれています。そんな中、時折触れている「アルピニズムに対する考え」はわかる気がします。たぶん頻繁に山に登っても(トレッキング)、なんちゃってクライマーでアルピニスト気取りでも、それを体感

    0
    2022年10月17日

    Posted by ブクログ

    チョ・オユー南西壁にソロで挑んだ時の装備は、何と総重量5kgを切っていたという(p56)。ザックもたったの30リットル。一般人には想像も付かないが、昨今の「ウルトラライト」とは別次元の話なのだろう。何せヒマラヤの8,000m峰。

    ザックやビバークテントは余分な部分を切り取って軽量化し、クッカーはE

    0
    2020年10月17日

    Posted by ブクログ

    山の楽しみ方、そして山に対する思いは人それぞれ千差万別である。それにしても山野井さんの登攀記録はめちゃくちゃ凄い!山野井さんが登った約40年間分の岩と山をダイジェスト的ながら本書で紙上登山させてもらいましたが凄すぎてため息でまくりだった...!

    とにかく、とても熱い思いを感じる一冊でした!

    0
    2019年08月28日

    Posted by ブクログ

    山は、死と隣り合わせにあることを改めて認識させられた。生きて帰ってきた人と、戻ってこられなかった人との違いは、いったい何なのだろう。この書で触れられた人たちはみんな経験があり、スキルを持ち、状況判断がきちんとできる人たちだ。油断とか不注意とか、ひとことではきっと語れない。山はなんて怖く、そしてなんて

    0
    2016年05月26日

    Posted by ブクログ

    沢木耕太郎の「凍」を読んでから何となく気になってる人。

    ギャチュン・カンの登頂以降、
    どうクライミングと取り組まれているのかが
    少しでも知ることができてよかった。

    0
    2016年03月03日

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